『ポイ捨ては道路における禁止行為です その行為をやめないと監視カメラを設置します』
環八は砧公園付近の中央分離帯の植え込みにいくつも立てられている警告看板である。 僕はポイ捨てをしたことがないので、監視カメラを設置されるということが、捨てる方々にとってどれほど強烈な最後通告になるのかはわからないが、少なくとも東京都第七建設事務所長と成城警察署長はその最後通告の劇的効果を確信してこの警告看板を発注したのだろう。 そうでなきゃ単なる税金の無駄使いだ。
しかし、看板を製作した業者も、看板を植え込みに設置した業者も、「この国はバカの国」と思わなかっただろうか。 「植え込みに常時潜んでいる監視員がその行為を見つけた場合、即座に罰金100万円を徴収します」ぐらいのこと書かない限りポイ捨てはなくならないだろう。 東京都第七建設事務所も成城警察署も監視カメラ設置する予算がないからといって、こんなバカ看板でお茶を濁そうなど笑止千万。 事実植え込みは相変わらずゴミだらけ。 捨てるドライバーも大バカだが、取り締まる側もバカ。 これはもう「世田谷環八中央分離帯ポイ捨てバカ戦争」である。