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Spaghetti al Nero di Seppia
b0045944_1255724.jpg 最近気に入っているのが無印良品の「パスタソース いかすみ(189円)」である。
 イカ墨のスパゲティは大好きだが、一から手作りするのはなかなか大変である。 イカ一杯では墨袋の墨が足りないし(5杯程度は必要)、ぬたを取ったり皮を剥いたりするのはけっこう面倒くさい。 あの「死んだ」イカの眼と視線が合うのが嫌だという方もおられるだろう。
 そこで出来合いのイカ墨ソースの出番となるわけだが、どういうわけか近所のスーパーにはこれがない。 以前住んでいた街のスーパーには「オーマイ生風味イカスミソース(263円)」があったり、地元のカルディでは「MCC いかすみのソース(220円)」も売られていた。 ちなみにオーマイのはそこそこ美味しかったものの、MCCのは僕の口には合わなかった。
 そういうわけで、しばらくイカ墨のスパゲティとはご無沙汰だったのだが、半年ほど前に近所の無印良品で出会ったイカ墨ソースはまさに起死回生だった。 もちろん最初はダメもとで試しに買ってみるかぐらいのノリだったのだがこれは当たりだった。 前出の二つに比べて味が良いだけでなく値段も安いのだ。
 以来、我が家でのイカ墨のスパゲティの作り方は、スーパーで生食用のイカを買ってきて、軽く炒めながらソースとあえてパスタに絡めるだけで出来るようになった。 もちろんリゾットなどにも使えるので重宝している。
 まさかオーマイ(日本製粉)のOEMってオチじゃないとは思うが、全国3,000万のイカ墨パスタファンの皆さんに自信を持ってお薦めしたい無印のイカ墨ソースである。
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by theshophouse | 2008-08-31 13:11 | Food | Comments(0)
WordPress
b0045944_173864.jpg 自社サイトをリニューアルすることにした。
 今のサイトは、ウェブデザインを生業とする弟に頼んでつくってもらったもので、CSSとHTMLで表示され、一部はCGIで動いている。 デザイン的には当初考えていたイメージ通りのものができてとても満足していたのだが、すべてを任せっきりにしたせいで自前で更新することもままならず、サイトの更新のたびに弟の世話になっていた。
 次第に更新するのも面倒になってしまい、この際、デザイン的なこだわりは少し脇に置いて、自前で簡単に更新できるこのブログのようなサイトを構築しようと考えた。
 そこで当初導入を検討したのが「Movable Type」というブログツールである。 以前にも自分のブログをこれでつくってみようと考えたことがあったので、今回もまず検討の対象になったのだが、いつの間にか商用利用の場合有償(¥52,500~)になっていた。 まだ何もできていない、そしてできるかどうかわからない状態でこの出費は痛い。 そこで、何か別のものはないかと探していたところ行き当たったのが「WordPress」というブログツールだった。
 WordPressはオープンソースのブログツールであり、利用目的を問わずフリーで使うことができる。 Movable Typeと似ているが、日本ではどちらかというとマイナーな存在である。 ただ世界的に見ればWordPressの方が普及しており、Movable Typeの普及率が高い日本は特殊なのだそうだ。 その日本でもMovable Typeの有償化に伴い、今後「Movable Type→WordPress」という流れが加速することが予想される。 そこでこれを導入してサイトを構築してみることにした。 とりあえずWordPressの参考書一冊(¥2,980)を購入、初期費用としてかかったのはこれだけである。
 WordPressはPHPで動く。 PHPとはHypertext Preprocessorの略で、サーバーサイドスクリプトである。 つまりこれをローカルの環境で動かすには自宅のPCにウェブサーバーと同じ環境を用意する必要がある。 PCに「Apache」「PHP」「MySQL」などをインストールしなければならないのだが、世の中には便利なものがあって、ローカルのテスト環境構築用にこれら複数のソフトをオールインワン・パッケージにした「XAMPP」が配布されている。
 手始めにまずXAMPPをインストールし、それからWordPressをダウンロードして、ローカルでのサイトを構築した。 併せて「CORESERVER」にサーバースペースを借りて、FTPでアップロードしながら実際の動作を確認するようにした。
 WordPressの良い点は、参考書を見ながら作業を進めていくと誰でもすぐにサイトを構築できる点にある。 HTMLを少しかじった程度の僕でもできるのだからたぶん誰でも?できるはずだ。 事実、既にサーバー上にWordPressによるサイトが出来上がった。 とはいえ、サイトの外観はWordPressのデフォルトの状態なので、見た目はまったくデザインされていないテンプレートを使ったブログみたいな状態だが、これも「テーマ」と呼ばれるWordPress用テンプレートをダウンロードしてアップロードするだけで好みのものに簡単に変更できる。 これだけでOKならすぐにでも公開できるぐらいの勢いなのだが、あくまで自社サイトなので、いわゆるブログ的なデザインとは異なるものにしたいと思っている。
 さてどうなることやら。
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by theshophouse | 2008-08-27 01:06 | Non Category | Comments(0)
蝉爆弾の季節到来
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 夜、駒沢公園を走っている者にとっては戦々恐々の季節がやってきた。 「蝉爆弾」の季節がやってきたのだ。
 駒沢公園内のジョギングコースには街灯が灯されており、夜でも安心して走ることができるが、それでも無論昼間ほど明るいわけではない。 街灯と街灯のちょうど中間あたりは必然的に暗くなる。 路面には落ち葉が散乱してたりもする。 そんななかに、既に木から落ちて路面に横たわり、地上での短い寿命を今まさに終えようとしている半死半生の蝉がいるのだ。
 夜、一心不乱に走っていると、ついつい路面でひっくり返っている蝉を踏みつけてしまうことがある。 そんな時、既に死を待つだけだった蝉たちは慟哭し、中には反射的にランナーに飛びかかってくる者もいる。 さらには爆発地点のすぐそばに仕掛けられていた別の蝉爆弾を「誘爆」してしまうこともある。 これらは非常に恐ろしい。
 この現象、mixiのコミュニティ「駒沢公園 走ろう会」においても夏の終わりの風物詩とされ、やはり「蝉爆弾」とか「蝉地雷」などと呼ばれて恐れられている。 この時期、この地雷原を避けて走るのは難しい。 実際路面上には既に他のランナーによって「起爆」され、「蝉クラスター爆弾」と化したものも多い。 これはこれで厄介なものである。 迂闊に踏んでしまうと、「グシャ」という不快な音とともに足裏に嫌な感触を残す。
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 近ごろ温暖化の影響なのか、西日本にしかいなかったクマゼミが東京でも鳴くそうだ。 子供の頃よく蝉取りをしたものだが、アブラゼミは無価値で、クマゼミは雑魚で、専らニイニイゼミやミンミンゼミ、ツクツクボウシだけが価値ある捕獲対象とされた。 やはり個体数が少ない種が珍重されるのは自然の摂理。
 子供の頃は蝉なんて素手で捕まえていたのに、大人になったらとてもとても・・・。 すっかり虫全般が苦手になってしまった。
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by theshophouse | 2008-08-23 11:04 | Non Category | Comments(0)
宇津木妙子の説教部屋
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 ソフトボールが終わった。 それも日本の悲願であった金メダルを獲得して。
 我々はついつい悲願悲願と何でも悲願にしてしてしまいがちだが、この金メダル以上に「悲願」だったものなど日本のスポーツ界に存在しないだろう。 手が届きそうで、しかしどうしても届かない。 だから悲願になるのであって、日本サッカーのW杯優勝など、夢のまた夢ではあっても断じて悲願ではない。 サッカーの世界でいうなら、オリンピックで一度も優勝していないブラジルにとって優勝は悲願だったのだが、今回も準決勝でアルゼンチンに粉砕されてしまった。 一方、女子では同様に準決勝で敗れ、3位決定戦でドイツに屈したなでしこジャパンだが、今回の大健闘によって、次回以降メダル獲得が「悲願」となった。
 ソフトボールが終わるということは、宇津木妙子氏の「解説」がもう聞けなくなるということである。 いや、それは解説などという言葉でくくることができるような生半可なものではなかった。 時に絶叫し、時にボヤき、そして時にはベンチからの指令さながらに指示を出し、そして何より熱烈に応援した。
 ドスのきいた声で「あ"ーっ!」「う~ん」「よしっ!」「オッケー!」など、日本のお茶の間をたちまち説教部屋に変えてしまう宇津木氏の「解説」は、思わず背筋を伸ばし、居住まいを正したくなる雄叫びの連続だった。 もちろん人によっては単にうるさいだけだったかも知れないが、その究極の感情移入、いやむしろ選手と一心同体となった「解説」は、まるで放送席が日本チームのベンチ内にあり、今も「監督」の宇津木氏にピンマイクつけてもらって音声を拾っているような臨場感に溢れていておもしろすぎた。
 宇津木氏はアテネ五輪の時までソフトボールの監督を務めていた人であり、それだけに今のチームに向ける眼差しも厳しい。 ぼそぼそとボヤく言葉の端々に、ソフトボールという競技の真髄、選手たちへの信頼、そして何よりもソフトボールへの愛情が滲み出る。
 金メダルの瞬間、その宇津木氏が「やったーっ!」と叫んだまま声を詰まらせて絶句した。 同氏はアテネ後自ら身を引いた経緯がある。 解説者の席で見届けた教え子たちの金メダルもまた格別なものがあったに違いない。
 上野ジャパン、いや宇津木ジャパン、もとい、斎藤ジャパン、金メダルおめでとう! 日本最後のサムライ、上野由岐子に国民栄誉賞やって下さい。
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by theshophouse | 2008-08-22 01:57 | 号外 | Comments(3)
接近・展開・連続・玉砕
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 ウルグアイとの親善試合。 久々の代表戦である。
 ここでは基本的にフル代表の試合についての雑感を書いており、U-23 など下のカテゴリーについては自分がスタンド観戦した試合など特別な場合を除いて書いていない。 したがって北京国際運動会での彼らの戦いぶりについても当然書いていないのだが、最初から書かないと決めていたわけではなかった。 選ばれた代表メンバーを見て、正直勝ちにいっているとはまったく思えなかったからである。
 選ばれたメンバーは、反町監督が直近のトゥーロン国際での実績を偏重したせいか、僕のアイドルである柏木陽介をはじめ予選突破の功労者の多くが本戦に出られないという結果になり、それに加え、3人まで認められているオーバーエージ枠が結果的にまったく使われなかった。
 当初召集予定だった大久保と遠藤だが、大久保は所属クラブが出し渋り、唯一召集された遠藤はウイルス感染症でダウン。 その後代わりの選手が新たに召集される気配もなく、反町ジャパンはヌルっと北京に乗り込んだ。 強豪アルゼンチンはリケルメ、ブラジルはロナウジーニョ、オランダはマカーイなど本気の陣容なのにも関わらずである。 フットボールの世界ではただでさえ弱小国の日本が、その限りある人的資源をフルに活用することなく国際舞台に登場し、そのうえメダルを狙おうというのだからこれほど虫のいい話はない。
 結果的に日本代表はグループリーグ3戦全敗。 すべて1点差負けで形の上では善戦したようにも見えるが、その実はフランスW杯同様、グループリーグでまだまだトップフォームに入っていない相手に対し全力で挑んだにも関わらず、実力差をまざまざと見せつけられたに過ぎなかった。 特に2戦目のナイジェリアなど、明らかにユルい戦いをしてきた相手にさえカウンター2発で撃沈した。 結局一番目立っていたのはその試合内容よりも成金ゴリラの空気の読めないビッグマウスだけだった。
 敗因はいくつかあるが、一番の原因はチームの核になる選手がいなかったこと。 本来なら梶山がその役割を果たすところだが、好調時とは程遠い出来だった。 代わってしゃしゃり出てきたのが成金ゴリラではどうしようもなかった。 やはり柏木が見たかった。
 またプレー全般が軽く、周囲との連係も良くなかった香川を使い続けたこと。 可能性を感じる選手ではあるものの、今回はまったくフィットしていなかった。 これも結果論になるが、代わりにフィールドにいたのが森崎だったら違う結果になっていたかも知れない。
 最後にFW。 体格で上回る相手にも通用していた豊田の高さと強さをいち早く見極め、軸に据えるべきだった。 谷口は確かに点も取れる中盤の選手だが、その彼のユーティリティー性を封印し、シャドーストライカーをやらせ続けた采配には疑問が残る。 同じ役割だけなら他にも選ぶべき選手がいたはずである。
 結局はいずれも指揮官・反町監督のオーガナイズに帰結する。 今となっては反町監督に「世界で勝つサッカー」というビジョンがあったかどうかすら疑わしい。 端から勝つサッカーではなく良いサッカーをしようとしていたフシすらある。 そして彼が目指した良いサッカーは、中国の高温多湿と凸凹のピッチに弾き返された。 それでも目指す良いサッカーは実践できた。 彼はそう感じているのだろう。 だからこそ「まったく悔いがない」などと言えるのだ。

 反町ジャパンの総括が思いのほか長くなってしまった。 フル代表のウルグアイ戦である。
 フル代表には弟分の不甲斐ない戦いを払拭するような試合をして欲しかったのだが、その願いは裏切られた。 岡田ジャパンは反町ジャパン以上に深刻である。 相手のオウンゴールもありスコアこそ1-3だったが、事実上0-5でもおかしくない試合だった。 それも試合前日来日したウルグアイ代表にである。
 一番の原因は布陣にあったと思う。 岡ちゃんはここ数試合で採用していた4-2-3-1から4-2-2-2に変更。 これは小野の起用も関係していると思われるが、2列目の小野と中村憲剛はほとんどピッチの中央でプレーし、サイドで数的優位をつくれなかった。 もともとボランチが本職の2人の後ろに控えているのが長谷部と青木という、これまたボランチの2人、そして左サイドバックがこれまたボランチが本職の阿部というのだから、ピッチ上には5人のボランチがいたことになる。 これだけパサーを揃えておいて、2トップは田中達也と玉田というどちらかといえば似たようなタイプ。 布陣と陣容を眺めてみてもまったく点が入る気がしない。
 試合はまさに予想通りの展開になった。 僕は岡田監督がこの試合に込めたものがまったくわからない。 唯一の収穫は、周囲との連係はまだまだとはいえ小野を使えるメドがたったということぐらい。 その小野も、どちらかといえば今日のように2列目ではなく中盤の底でその広い視野とパスセンスを生かせるような起用法が良い。 つまり日本代表はボランチばかりの集団と化しつつあり、トップや両サイドの人材難は深刻だ。 ロクにシュートすら打てない2トップに代わって大黒と山瀬が入り、チーム全体の前への意識は強まったが、逆にそこをウルグアイに突かれ、カウンターからたて続けに失点した。 両SBもそれぞれ失点に絡んだ。
 ウルグアイの強さの前に歴然とした日本の弱さ。 W杯最終予選は待ったなしである。 この敗戦を糧にできなければ、日本代表に勝機はない。
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by theshophouse | 2008-08-20 23:40 | 蹴球狂の詩 | Comments(12)
波平の説教部屋
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 「アニメサザエさん展」に行った。
 会場である長谷川町子美術館は自宅から歩いて10分ほどのところにある。
 以前にも書いたように僕はサザエさんが好きだ。 今でも日曜の夕方にテレビが見れる状況であれば必ず観ている。
 サザエさんは1946年(昭和21年)、福岡の夕刊紙「夕刊フクニチ」紙上で連載が始まった。 したがって人物設定上ではサザエさんも福岡出身であり、その後東京に引越したという点も僕と同じである。 これは、佐賀に生まれ幼少時に福岡に引越し、その後東京に引越してきた作者・長谷川町子さんの来歴とも重なる。
 春にも常設展を見に行ったが、夏休み恒例のこの企画展を見に行くのは初めて。 たまたま今年は「サザエさん」放送40周年の節目に当たることもあって展示もなかなか面白かった。
 「波平の説教部屋」では波平の前の卓袱台に置かれたおはぎを失敬しようとすると「バッカモーン!」と叱られる。 波平役の声優である永井一郎さんがこの企画展のために吹き込んだ「吹き込み下ろし」である。 波平に叱られて、説教部屋と雷おやじの必要性を再認識させられた。 かつてはどこにでもあったこの「家庭内司法システム」が消滅しつつあることが、今の子供たちの教育に影を落としているような気がしてならない。
 また、大抽選会では大当たりのセル画を狙いにいったものの残念ながら外れ、放送で実際に使われたフィルムを再利用したしおりが当たった(空くじなし)。
 さらに「花沢不動産あさひが丘分譲」では、サザエさんの住む街に家を建てることもできる。
 まず三角屋根の家とカマボコ屋根の家の2種類の家屋の躯体を受け取り、家屋にマジックで好きな色などを塗って仕上げる。 次に受付に完成した家屋を持ち込み、分譲地の抽選くじを引いて土地の権利証を貰い、あさひが丘のジオラマ上の引き当てた区画のなかで自分の好きな場所を指定し、係の人に接着剤で家屋を固定してもらうのである。 僕の家は「あさひが丘7丁目2番」の区画の角地になった。
 この「花沢不動産あさひが丘分譲」は大好評で、既に第3期分譲となっている。 実生活では分譲物件の抽選の経験などなかったせいか、くじを引く瞬間にどこか緊張している自分の小物っぷりには思わず呆れた。 生来のくじ運の無さも手伝って、駅から至近の好物件というわけにはいかなかったが、とりあえずめでたくあさひが丘の住人となった。
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                     タカノビッチの「タ」です。
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 この他、パネル展示である「アニメサザエさんの歴史すごろく」では放送40年の歴史を、「アニメサザエさんのうちあけ話」では磯野家の知られざるエピソードをそれぞれ見ることができる。 サザエさんとマスオさんがデパートの食堂でお見合いしたことなどを知った。
 東京の人はだいたい知ってると思うが、長谷川町子美術館は作者の長谷川町子さんが長年暮らした世田谷区桜新町にある。 サザエさんに出てくる魚屋さんの「魚徳」や酒屋の「三河屋」さんもある。 「魚徳」はいつもサザエさんが魚を買いに行く魚屋さんだったが、今では旬の魚を炭火で丁寧に焼いて出してくれるシンプルな魚料理屋さんになっている。 店に入ると魚の冷ケースが鎮座している(販売もしている)が、その奥にはカウンターとテーブル席があって美味い魚を食わせてくれる。 店内にはマスコットなのか犬もいる。 冷ケースの奥にあるのは桜新町の大人の隠れ家だ。
 「三河屋」は数年前まであったのだが、今では「セブンイレブン サザエさん通り店 三河屋」になってしまった。 当時のバイト先の事務所から246に出る途中にあったので、いつも「ここがあの三河屋か。 御用聞きのサブちゃんが飛び出して来ないかなあ。」などと思いながら通り過ぎていた。 この三河屋さんが営業していた頃、サザエさん通りに掲げていた看板(中に蛍光灯が入る内照式看板)は、この桜新町出身の漫画家・やくみつる氏のコレクションに加えられた。 ちなみに三河屋さんのご主人はセブンイレブンの2階にお住いとのこと。
 この「アニメサザエさん展」の期間中、桜新町のあちこちに磯野家の面々の等身大パネルがある。 駅の出入り口付近にサザエさん、お寿司屋さんの軒先にマスオさんとフネさんとタラちゃん、酒屋の店先にカツオくん、八百屋の中にもマスオさんという具合だ。 桜新町の各所に設置されているこのパネルを探して歩くのも楽しい。
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 サザエさん展に行って気づいたことがある。 老いも若きも展示を見ている人の顔がみな笑顔なのだ。 サザエさんが人々にいかに愛されているかあらためて実感し、人を笑顔にする仕事の素晴らしさを思った。
 会期は8月31日まで。 あなたも暑気払いに波平に一喝されに足を運んでみてはいかがだろうか。


俺の名はサブ
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by theshophouse | 2008-08-14 13:38 | 昭和 | Comments(2)
アスレチックランドゲーム
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 僕が子供の頃は、テレビゲームなどといっても歯医者の息子ぐらいしか買えない代物だったし、せいぜいテニスかブロック崩しぐらいだった。 ちなみに、その歯医者の息子の家には超音波リモコンでガチャガチャとチャンネル操作ができるテレビがあった。
 家にあるゲームといえば、男の子の場合野球盤と人生ゲームの二つが代表格で、それ以外は各々自分だけが持っているゲームというのがあって、仲良しグループの間ではダブって買わないようになんとなく役割分担ができてたような気がする。
 で、当時僕が持っていたのがエポック社の「消える魔球の野球盤」や「パーフェクション(写真下)」やトミーの「アスレチックランドゲーム(写真上)」だった。 で、友達の家には「人生ゲーム」とか「魚雷戦ゲーム」とか「億万長者ゲーム」などがあった。
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 あらためてこうして書き出してみると、友達の家にあったのは知性を刺激するようなゲームばかりだったのに、自分の家にあったのは反射神経を養うようなゲームばかりだったという事実に気づく。 もしこれが逆だったらもう少し違う人生になっていたかも知れない。 子供の頃どんなゲームで遊んだかは、その後の人生を大きく左右するというのが僕の持論だ。 したがって、テレビゲーム全盛の今の子供たちは、どんなゲームをしようが見つめる先には必ずディスプレイがあり、指先が触れるのは必ずコントローラーのボタン、ということになる。 で、こうした状況下で長時間それに熱中すると立派なゲーム脳ができあがるというわけだ。
 それはさておき、このアスレチックランドゲームは、僕ではなく僕より9つ下の弟の為に父親が買ってきたゲームだった。 やはり同じ頃日本中でブームとなっていたフィールドアスレチックを卓上ゲームにしたものである。 思えばこの頃日本中に雨後の筍のごとくフィールドアスレチックができた。 当時僕もあちこちで挑戦したものだが、今でもちゃんと残っているのだろうか。 全身を使って様々な障害をクリアしていくフィールドアスレチックは、ゲーム脳にならないためにも最高の遊び場だと思う。


海外でも「Screwball Scramble」という名称で親しまれてたようです。


これは懐かしい(涙)。

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by theshophouse | 2008-08-13 01:57 | 昭和 | Comments(6)
ホルモンでーす
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 タイトルは、ドラマ「クライマーズ・ハイ」の前編のなかで一番印象的な台詞である。 映画のように小奇麗な料亭ではなく場末感満載の焼き肉屋でのシーン。 それは映画とドラマの違いを象徴するシーンでもあった。

 またまた「クライマーズ・ハイ」について書く。 何処からか「もういい加減にしろ」「そのネタは飽きた」という声が聞こえてきそうだが書く。
 映画を見終えた後に感じた何ともいえぬモヤモヤ感をどうしても払拭したいと思い、またしてもNHKのドラマを観ることを思い立ち、近所のTSUTAYAにDVDを借りに行ったのである。
 で、あらためて見直してみたのだが、何というか、もう完全にドラマの圧勝だった。
 まずドラマは脚本が原作に忠実につくってある。 多少の脚色はあるが、それらはストーリーに無理なく溶け込んでおり、むしろ作品としての重厚さを増している。
 映画においても俳優陣の熱演は光るものがあったが、やはりドラマの俳優陣に軍配が上がる。 キャスティングが豪華なこともあるが、それぞれキャラの立ち方が尋常ではない。 特に悠木の上司にあたる社会部長の等々力竜司を演じた岸部一徳。 焼き肉屋のシーンは神がかっている。 大和田信也演じる粕谷編集局長も、まるで時代劇の役者みたいなアクの強い演技が実に良い。
 ドラマにおいて印象に残るのは、編集局内で紙面と格闘する局員たちのシーンの音楽にフリージャズが流れていることだ。
 考えてみれば紙面をつくるという行為はジャズのそれとよく似ている。 通常の紙面づくりが、あらかじめ決められたコード進行に基づいて即興演奏を行なう程度の予定調和だとしたら、日航機事故のように大きな事件が発生し、時々刻々と新しいニュースが飛び込んでくるなかでの紙面づくりは、ハプニングの発生とそれを捌くインプロビゼーションの連続であり、さながらセシル・テイラーやオーネット・コールマンの演奏を思い起こさせる。 どう転ぶかわからない、モードからフリーへの劇的転換である。
 映画「クライマーズ・ハイ」にとって不幸だったのは、このドラマが先に世に出ていたことだ。 そして映画監督なら誰しも、既存のドラマとは違う作品をつくろうとするだろう。 原作を自分なりに解釈し、そこに自分の色を出そうとするだろう。 それが主人公・悠木の発する「チェック、ダブルチェック」という、映画「地獄の英雄」でカーク・ダグラス演じる新聞記者が発した台詞(僕はこの映画を観たことがない)であり、いかにも映画評論家出身の監督らしい。
 また必要以上に好色家然とした芝居を求められた白河社長役の山崎努も、そこだけ見るとまるで伊丹作品に出ているかのようであり、あまり意味のない演出だったと思う。 他にもドラマでは描写されていなかった配送車の鍵を奪いに行くシーンや、パンパンだった悠木の母親が男と映画館に行くシーンなど、独自の描写を意識し過ぎたあまり、悠木と息子の関係や望月亮太の事故死、それに伴う望月彩子の投稿といったストーリーの幹の部分がすっかり欠落してしまった。 尺が同じにも関わらず。 ラストシーンは言わずもがなである。

 あらためてこのドラマの完成度の高さに嫉妬した。


クライマーズ・ハイ(映画のレビュー) 
クライマーズ・ハイ(小説とドラマのレビュー)
横山秀夫中毒者の独白
Uncontrol !
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by theshophouse | 2008-08-08 01:25 | Movie | Comments(0)
Google MapのStreet View機能がヤバすぎる件
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 試しに自宅や仕事場を見てみたが、あっさり見れた。 東京では国道16号線の内側が全部カバーされているそうなので、当然といえば当然である。
 しかし、アメリカの一民間企業ですらこれだけのデータベースを構築できるとは・・・。 無論軍事衛星などによる情報はこの比ではないだろう。
 どうやってこんな代物をつくったのか考えてみたが、クルマのルーフに同時に全方位(8方向どころじゃありませんでした)を撮影できるカメラを取り付け、およそ10mおきに撮影しながら実際に走行し、そうして得られた画像を地道に地図上に配置していったのだろう。
 画像上のポインタをドラッグするすることでカメラを上下左右、自由自在に操ることもできる。
あ、ありえない・・・。 
 ただ冒頭に紹介した国道1号線を三田から霞が関方面に向かっているあたりのストリートビューを見てみると、1コマごとに空の色が晴れたり曇ったりしているので、場所によっては同じ道を複数回通る必要もあったようだ。
 今のところクルマで通れる道しか表示されないが、さらに進化して歩行者専用道路もカバーされるようになれば、新宿のしょんべん横丁や浅草の仲見世も「ヴァーチャル・スルー」できて面白そうだ。


Google Maps
Googleマップ・ストリートビュー日本版まとめ
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by theshophouse | 2008-08-06 10:28 | Non Category | Comments(0)



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