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山田勝己よ何処へ行く
b0045944_22125798.jpg 世の中にはこの顔を知らない人もいると思う。 知らない人のために簡単に説明しておくと、彼の名は山田勝己(やまだかつみ)。 40歳、鉄工所アルバイト。 それもこれもすべてはSASUKEのため。 彼はその人生をSASUKEに捧げているのだ。 そして彼はこう呼ばれる。 「完全制覇に最も近い男」と。 しかし、僕には彼が完全制覇からは最も遠い場所にいるように思えてならない。
 僕に彼を批判する資格などない。 僕は彼のように強靭な肉体を持っているわけでもないし、彼のように私財を投じてSASUKEに挑戦しているわけでもない。 しかし、TVの画面を通して、競技に臨む前のどこか落ち着かない彼の様子を見ていると、そして他人の失敗シーンの原因を解説者よろしくついつい指摘してしまう彼の表情を見ていると、その全身からみなぎる負のオーラが、「今回も山田さんもうだめぽ」と思わせるのである。
 本番でも慌てないよう、自宅にSASUKEのセットを作って練習した。 精神面の脆さを克服するため護摩行も受けた。 新しいエリアができればすかさず同じセットを作って入念に練習した。 やるべきことはすべてやったのである。 しかし、それでも山田さんはやってしまう。 信じられない場所で信じられないミスを。 彼は自らが発する負のエネルギーに手を滑らせ、足を取られて泥沼へと落ちていく。 そして時には、外さなければならない手袋に意識が及ばず失格の憂き目に遭う。 最初は完全制覇に最も近かった男も、今や第一ステージすらクリアできないこともしばしばだ。
b0045944_2213337.jpg 最初の頃は山田さんを「悲運のヒーロー」のように扱っていたTBSだが、最近のSASUKEにおけるTBS制作サイドの山田さんの画作りを見ていると、ややピエロのように扱っているように思えてならない。 撮影クルーは山田さんのチョンボによるリタイアのシーンを撮り逃すまいとし、加えてライバルたちが見せる山田さんチョンボ・リタイア時の「何でここで落っこちんの?!」的な呆けた表情を逃すまいとする。 すでに山田さんは、TBSサイドから見れば完全制覇を期待するアスリートではなく、派手なチョンボでリタイア(=ボケ)を期待するお笑いキャラに変わってしまっているのである。
 SASUKE完全制覇のために山田さんに何が必要かは明解である。 成功するためのイメージトレーニングと、他人の結果を気にせずただひたすらに己を信じることのみである。 簡単に言うと集中力を高めることだ。 護摩行はそのためのものだったはずだが、今の山田さんにその効果は微塵もみてとれない。 こうしたことは本来プロの心理カウンセラーの助言を得ながら行うほうが効果的だ。
 TBSにお願いしたい。 もう山田さんをお笑いキャラのように扱うのはやめてくれ。 そして山田さんに然るべきメンタル・トレーナーをあてがい、番組の総意としていまいちど山田勝己と完全制覇を目指すべきだ。 このまま山田勝己が終わってしまうのは見たくない。 彼の内奥にあるSASUKE完全制覇の炎は今や風前の灯火だ。 その炎を絶やしてはならない。
 12月30日、山田勝己は男になれるのか?


SASUKE - Wikipedia
「~運命~ 山田勝己を襲った悲劇の真実」
TBS 「SASUKE2005 - 冬」
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by theshophouse | 2005-12-28 22:21 | Critique
滝川クリステルの角度についての一考察
b0045944_359578.jpg 先日、髪を切りに行った時のこと。 かかりつけの美容師さんに、「フジのニュースJAPANの滝川クリステルの座っている角度って気になりません?」と言われた。
 もちろん気になる。 あれが気にならない人などいないと思う。 ニュースキャスターという仕事はテレビカメラ(=視聴者)と正対するのが普通だ。 他局のニュース番組もみなそのようになっている。 そうしたなかでフジのニュースJAPANの滝川クリステルの斜に構えた45度の角度は特異なものだ。
 なぜあのような「配置」になったのだろうか? うちの妻の意見は、「たぶんアメリカかどこかのニュース・ショーの真似じゃないの?」である。 確かにそうかも知れない。 ニュースJAPANのスタジオセットは、アメリカNBCニュースのそれにそっくりだ。 そもそも日本のニュース番組は「ニュース・ステーション」の影響なのか、やたらにアットホームなスタジオセットばかりで違和感がある。 リビングルームのようなセットに横長のテーブルを置き、そこからアンカーがニュースを伝える。 その間延びした緊張感のない空間から伝えられるニュースはリアリティに欠ける。 それよりも臨時のニュースなどで、報道局の、後ろに局員たちが文字通り右往左往しているような状況をバックに伝えられるニュースの方が断然いい。
 ニュースとは、事実を生のまま、何の偏向もなく、余計な論説も加えず、視聴者にダイレクトに伝えることだ。 報道局ではなく、リビングルームのような「二次的な」空間で、変に「練られた」ニュースばかり聞かされていると、気分が悪くなる。 ニュースを聞いて考えるのは視聴者に任せて、伝える側は淡々と伝えるだけでいいと思う。
 話を滝川クリステルの「右斜め45度」に戻す。 日本のニュース番組は、男のアンカーと女のキャスターが隣り合って座るというパターンが多いのだが、各局ごとにその男女間のヒエラルキーというか、関係性に微妙な差異があると思うのである。 例えば報道ステーションの古館伊知郎と河野アナの場合、その関係は「報道サークルの先輩と後輩」であって、二人とも論説はできないので、横に加藤工作員を置いているという構図。 ニュース23、筑紫哲也と草野満代の場合それは「市民運動家とその部下」といったものになるだろう。
 そして、ニュースJAPANの松本方哉と滝川クリステルの場合は「政治学の教授とそのゼミの生徒」といった位置づけになると思う。 設定としては、松本研究室に質問に行って個人講義を受けている女子学生が滝川クリステルなのである。 そのことは、二人が向き合うテーブルにコーヒーカップが置かれていることからも明らかだ。 したがって彼女の視線はゼミを主宰する松本氏に向けられており、彼女にとって視聴者は第三者、研究室に居合わせた客という位置づけなのである。 つまり意識や発言の半分は松本氏へ、半分は視聴者へと向かうのであり、こうしたことが滝川クリステルの右斜め45度という一見中途半端な角度につながっているのである。
 そう、彼女は未だ勉強中なのだ。


滝川クリステルジェネレータ
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by theshophouse | 2005-12-23 01:58 | Critique
「想定外」の距離
b0045944_048489.jpg 12月18日、日本列島が猛烈な寒波に見舞われたこの日、僕は大井陸上競技場にいた。 ホノルルマラソンやマウイマラソンの完走歴がある友人のSさんに「今度一緒に走りませんか?」と言われて、「そうですね。 一度ぐらいお付き合いさせていただきますよ。」と軽口をたたいたのが運の尽き。 それから数ヵ月後、Sさんからメールが届いたのであった。
 「いい出物がありますよ。」 メールの文中に記されていたURLをクリックすると「大田区ロードレース大会」の詳細が表示された。 この「10km:男子一般」の部にエントリーしてはどうかというのである。 僕は即答を避けた。 なにせ慢性的な運動不足の僕である。 仕事場へもクルマで通勤し、走ることはおろか歩くことすら少ない毎日。 もし一日の歩数を計るとしたら万歩計ではなく「千歩計」で事足りると思われるような生活パターンだ。 しかもこのレースには制限時間が設定されており、「10km:男子一般」の場合それは1時間5分となっているのである。
 10kmといえばプロのマラソンランナーでも30分前後はかかる距離である。 いくら倍ほどの時間的余裕があるとはいえ、慢性運動不足寝不足気力不足の四十路前のジジイが時間内に走りきることができるかどうか、いやそれ以前に完走できるかどうかは非常に微妙、僕にとっては「想定外」の距離だ。
 二の足を踏み「出るか出まいか」悶々とした日々が続く中、なぜか今回のS氏のお誘いを、鬼の首でも取ったかのように喜んでいた妻になかば強引にエントリーされ、参加費用も既に振り込んだという事後報告を聞くに至ってようやく腹も決まった。 腹は決まったのだが、忙しさにかまけてまったく練習はできず、ついにぶっつけ本番でレース当日を迎えることになってしまったのである。

 大井陸上競技場に行き、事前に送られてきていたハガキを本部に持っていくと、参加賞のTシャツとゼッケンを渡された。 ゼッケンなんてつけるのは高校の時以来だ。 Sさんは「10マイル:男女一般」の部にエントリーしているので、既に走っていた。 10マイルは約16km、もう少しでハーフマラソンの距離である。 結局Sさんは1時間14分台でゴール。 トップの選手が56分台でゴールしているから、かなりのレベルである。 いよいよ僕の番がやってきた。
 午前11時半、ピストルの音が鳴った。 まず最初に大井陸上競技場のトラックを1周半してから大井埠頭中央公園の外周コースに出て行くのだが、トラックを3分の2ほど走ったところで早くも脚に疲労感を覚えた。 日頃の不摂生の賜物である。 僕にとって楽しかったのは、最初の数十秒だけだった。 後はただただきつく、苦しく、辛く、悲しく、痛いだけの時間だった。 この日は寒いうえに風が強かった。 追い風になる場所はほとんどなく、ほとんどの区間で横風や向かい風となってスタミナを奪った。 また、日が差している区間と日陰の区間の体感での温度差が激しく、消耗につながった。 走るっていうのは過酷だ。
 それでも何とか瀕死の状態になりながらゴールに辿り着くことができた。 コース脇で毎週ごとに声をかけてくれたSさんがいなかったらきっと棄権していたであろう。 あと、コースのあちこちで声をかけてくれた見知らぬ方々。 応援ってホント心に響きます。 ありがとう。
 結局タイムは57分18秒。 とても褒められた記録じゃないが、制限時間、さらに1時間を切れたのだけは良かった。 ちゃんと練習してレースに臨んだら自分はどのくらいで走れるのか?という興味はあるものの、次また走るかどうかは未定である。 ただ、レース後にSさんが僕の為に手作りのお弁当まで用意して下さっていたのには恐縮した。 お弁当にはSさんの「また一緒に走りましょう」という無言のメッセージが込められているような気がして、レース当夜で疲れ切っているというのに眠れぬ夜を過ごした僕であった。

 Sさん、お誘いと声かけとお弁当ありがとうございました。 次のレースについては何とも言えませんが、もう少しマトモに走れるようなったらご一緒させていただきたいと存じます。

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イーホームズ藤田社長、『きっこのブログ』にタレコミ
民主党・馬淵澄夫議員も『きっこのブログ』と共闘へ
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by theshophouse | 2005-12-20 00:54 | Non Category
近ごろ好きな言葉
b0045944_265240.jpg 曽野綾子さんのエッセイは古本屋で見つけるたび必ず買って読むほど好きである。 なかでも「近ごろ好きな言葉」は、全編が言葉の宝石箱のようで、何度も読み返すほど多くの示唆に富んだ一冊だ。
 この「近ごろ好きな言葉」は、新潮45に連載している「夜明けの新聞の匂い」というコラムをシリーズ化した3冊目である。 内容は、毎朝曽野氏が読む新聞(それは時に朝日新聞であったり、産経新聞であったり、シンガポールのザ・ストレイツ・タイムズであったりする)の一隅にある記事を拾い上げ、その記事についての氏の所見を述べたものである。
 そうした手法は、今まさにブログで多くのアマチュア・コラムニストやジャーナリストがやっていることの元祖とも言えるが、曽野氏の場合それが単なる所見や雑感というよりは、その優れた人間洞察と現場主義に基づく極めて健康的な意見表明となっていて、読む者の心を爽快にさせてくれるのである。 何しろ曽野氏はカンボジアPKOの際、タケオ基地の前に不肖・宮嶋が現地人にカネを払って建てさせた掘っ立て小屋に泊まろうしたのである(詳細は宮嶋茂樹著「ああ、堂々の自衛隊」を参照されたし)。
 そんな曽野氏はつい最近まで日本財団の会長職にあったのだが、後任を笹川陽平氏に任せ、このほどその任を降りたばかりである。 ちなみに、先日日本を突然出国しチリ当局に身柄を拘束されたペルーのフジモリ元大統領も日本財団の施設に匿われていたものと思われる。 マスゴミはスルーしているが、笹川陽平氏のブログにフジモリ氏が日本を発つにあたって残したメッセージが公開されている。
 変節を繰り返す政治家や大新聞が多いなか、曽野氏のとりわけこの国、日本というものについての視線はいつも明解でブレることがない。 ただ残念なのは、この国において正論を堂々と語れる方はあまりテレビなどには出ないことになっている。 所詮テレビなんて我々の生活の中の「一隅」を占めるだけのちっぽけなものでしかない。 ただの四角い画面から音と映像が流れるだけのもの。 そこから伝えられる情報のほとんどは取るに足らないもの。 そんなちっぽけなものを買収しようとする企業家たちはさらにちっぽけだ。 そんな企業家たちのレトリックである「テレビとインターネットの融合」。 今のところ僕には両者が相容れず対峙する存在にしか見えない。 インターネットが万が一今のテレビのようになってしまったら、それは「インターネットの死」を意味するだろう。
 古本レビューのつもりがまた脱線。


フジモリ元大統領からのメッセージ【日本財団会長 笹川陽平ブログ】
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by theshophouse | 2005-12-16 01:58 | Books
靖国神社で逢いませう
b0045944_23333937.jpg まずもってお断りしておきたいのは、これは「政治ネタ」ではなく「お笑いネタ」であるということ。
 皇紀2665年12月7日、鳥肌中将の時局講演会「靖国神社で逢いませう」に参戦するため、帝都の南、横浜は関内ホールに勇躍馳せ参じた。
 この夜のネタは、学会、池田大○先生、特定アジア、ゆかりタン、スカトロ、小泉純一郎、右翼、左翼、マスゴミ、総連、靖国、日本共産党、飛田新地、筑紫哲也、信濃町、神崎武法などなど。 テレビなどでは完全にタブーの対象ばかりを取り上げては一刀両断にしていく鳥肌中将。 どこか講談師のような語り口でいわゆる「2ちゃんネタ」を途切れることなく喋り倒した2時間余りであった。 この夜は妙齢の女性を伴って行ったので、多少シモネタの多いのには辟易したけれど、それでも久しぶりに腹から笑わせてもらった。
 会場は大盛況であった。 客層は老若男女入り乱れており、中将の幅広い人気のほどを伺わせる(写真は開演前、鳥肌グッズの売店に群がる鳥ヲタたち)。 強いて言えば、若い女性の参加者が目立った。 中将はテレビを始めマスゴミが自分を完全にスルーしていることに強い憤りを感じておられるようだったが、十八番の学会ネタ以前に、今夜のようなスカトロネタではどこのテレビ局でも完全に放送禁止である。
 今回の講演も会場周辺で学会関係者に糾弾ビラを撒かれて講演中止に追い込まれそうになったと洩らしていたが、僕はそんな光景を見はしなかった。 真偽のほどはわからない。 どこまでがホントでどっからがネタかもわからない。 つきるところ、その「曖昧さ」が中将の魅力なのだ。
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 どなたか来年の講演に一緒に参戦しませんか?


鳥肌 実とは・・・

樺太出身。 アジアアフリカ語大学トラヴィダ語科卒。 パン工場勤務の契約社員で公団住宅在住、大日本帝國再興を夢見る中将閣下。 日夜学会員と激しく対峙するモッズ系日本共産党員である42歳厄年。 生活保護受給の無所属・廃人、前科二犯(公然猥褻&銃刀法違反)。 日本ブーメラン協会会長。


鳥肌実公式家頁
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by theshophouse | 2005-12-14 00:09 | Alternative
8年ぶりのW杯、日本はブラジルと同じF組
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 2006年ドイツW杯、我らが日本代表は世界ランキング1位のブラジル、98年フランスW杯で煮え湯を飲まされたクロアチア、来年からAFC(アジアサッカー連盟)に加入するオーストラリアと同じF組に入った。
 ブラジル戦はともかく、クロアチアとオーストラリアは少なくとも対等に戦える相手ではある。 そして、もしこのグループを2位で抜けられれば、決勝トーナメント1回戦でイタリアかチェコと当たることになるだろう。 いずれにしてもイバラの道、これこそがワールドカップ。 世界中が待ち望んだW杯が8年ぶり(2002年ウリナラ杯はW杯にあらず)に帰ってきたのだ。
 ところで一緒になった三国でいずれもプレー経験のあるキングカズ。 加地さんなんか入れるんだったら、奴の代わりにW杯メンバーに入れてはどうだろうか? いろんな意味できっといい仕事すると思うんだけど。 そう考えると、グループリーグを突破した後に当たるのはイタリアだな。 カズがプレーしてたし。 この際、西澤とカズの2トップ復活なんてどうかな? 寿司禿とへナギよりは良さそうな気がする。 今二人ともキレてるし。
 とりあえずジーコよ、パレイラ(ブラジル代表監督)にはナシつけといてくれよ。
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by theshophouse | 2005-12-11 00:59 | 蹴球狂の詩
チャモロのオムライス
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 代官山で働いていた頃のこと。 昼食は事務所で仕出し弁当をとっていた(シブイ!)のであまり外に食べに行く機会はなかったのだが、それでもたまに「今日は弁当の気分じゃない」と思う日があったり、打ち合わせで外に出る予定があったりすると、朝のうちに「あ、今日僕弁当いりません。」と事務所の女の子に申告しておくのである。 そうした手順を踏んで月に一度は食べに行ってたのが「チャモロ」のオムライスである。
 今年で創業31周年を迎えたチャモロは、JR恵比寿駅西口から駒沢通りを中目黒方面に進み、恵比寿南の信号(一つ目)を左に曲がってすぐの地下にある洋食屋さんである。 先日恵比寿に行く用事があったので、チャモロは初めてという妻を従えてお昼時に行ってみた。
 ヨード卵光のLLサイズ4個を贅沢に使ったふわふわ玉子にデミグラスソースのオムライスは健在であった。 僕にとっては下積み時代(未だに芽が出ませんが)の事が走馬燈(最近よく見る)のように蘇る懐かしい味である。 その風格。 その剛直。 流行や虚飾とは無縁のオムライスは、他の追随を許さない。 恵比寿にも他にオムライスを食わせる店がいくつかできたようだが、やはりチャモロの王座は揺るぎないものといえる。
 夜は夜で、洋食各種を肴にワインを飲むのもいいんですこれがまた。 ちなみに夜のオムライスは1,800円。 ランチタイムはサラダ、味噌汁付きで980円とお得なのである。

 嗚呼、オムライスが食いたい!

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お店DATA :
レストラン・チャモロ
[住 所] 渋谷区恵比寿南1-2-8 雨宮ビルB1
[営業時間] 11:30~15:00、18:00~22:30/土祝12:00~14:30、18:00~22:30
[定休日] 日曜日(祝日の月曜も休み)
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by theshophouse | 2005-12-09 01:57 | Food
Would you like THE SHOPHOUSE ?
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                    ↑ Click To Enlarge ↑

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 ザ・ショップハウスでは今月いっぱい一部商品のSALEをやっています。 サンプル品なども格安で販売しております。 お近くにお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。

 以上、業務連絡でした。m(_ _)m
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by theshophouse | 2005-12-04 02:12 | 号外
開けられたパンドラの箱
 今回の耐震強度偽装問題で改めて考えさせられたことがある。 「性善説」についてだ。
 第一義的には人々の生命財産を守るべき建築。 その確認審査において、その審査機関が「性善説に乗っ取って」審査していたとはお粗末だ。 イーホームズという会社はこの業界で2位にランクされる会社ということだが、今回問題になっているような規模のマンションだと通常一人が2~3日かかりきりになってようやくチェックできる構造計算書を、この会社ではたった二人で年間2,000件もこなしていたという。 一人あたり一日に3件以上のペースだ。 これはもう審査以前の問題、やっつけ仕事以下である。 恐らくただ目の前に積み上げられた構造計算書などロクに見ずに申請を通していたのだろう。 同じ業界でトップシェアを誇る日本ERIにしても同様に偽装を見過ごしてきたという。 業界1位と2位がこんなトンデモ企業であることから考えると、この業界がいかに狂っているかがわかろうというものだ。
 我々の社会は、ありとあらゆる方位階層でこの「性善説」という砂上の楼閣の上に形成されている。 例えば、僕は毎日仕事でクルマを運転するけれど、中央分離帯のない対面交通の道を走る時はやっぱりちょっと怖い。 でも走らないわけにはいかないので走る。 対向車が中央線を越えて僕のクルマに突っ込んで来たりしないという「性善説」を前提に。 「会ったこともない人間のハンドルさばき」という極めて不確実な要素に保証されているのが僕のこれまでの人生だった。 ただ幸いにして、今日までその不確実な保証は破綻をきたしてはいない。 ただそれは、「たまたま」そうだったというだけのことだ。 そしてまたこの場合、相手から見れば僕のハンドルさばきこそが「不確実な要素」となる。
 例えば、蛇口をひねり水を飲む。 もちろん水がめのダムや浄水施設にこの水がある時に、細菌兵器や生物兵器を混入されていないという「性善説」を前提に。 無論いちいち水を飲むたび、その成分を知るためにわざわざ水源地まで出掛けて行くこともできないし、土を掘り返して水道管に不審な点がないか確認するわけにもいかない。 僕ができることといえば、せいぜい水の色を見て、匂いを嗅ぎ、口に含んで飲み込む前に妙な味がしないか検分することぐらいだろう。 つまり、便利になる、文化的になるということは、不確実性を内包するということである。
 究極的に言えば、「文化」とは、すべてが性善説に立脚した「善意の善意による善意のためのシステム」の上にあるべきものだろう。 かつて我が国には、そうした理想形に近い牧歌的で良識的な社会があった。 しかし、善あるところに悪あり。 逆もまた真なり。 ありとあらゆる善意を排除し、悪意に対しては二重三重のファイヤーウォールを用意し、それに加えて悪意なきヒューマン・エラーすらも吸収し収斂できるようなシステムを構築したとしたら、それもまた究極の「文化」となりうるだろう。
 そして我々人間は、かつてジャン・ボードリヤールが予見したように、前者の原始的文化の時代から後者のマトリックスのような仮想現実的文化へと移行していくしかないのだ。 現代はその過渡期にあり、そしてこの過渡期は当分続くだろう。 こうしたカオスにおいて不確実性をなるべく排除するには、個々がその時々で直面する事物に実証主義的にアプローチしていくしかない。
 今回のケースにおいて言うなら、市場価格に対して法外に安い販売価格へ疑念を抱くこと。 これぐらいは誰でもできるだろう。 さらには専門家等からの意見を聞いて理論武装し、配筋図の矛盾点を洗い出すこと。 これは現実問題としてなかなか難しい。 さらに言えば、型枠が組まれた頃に建築現場に通って、配筋工が図面通りの太さの鉄筋を図面通りのピッチで施工しているかどうかを自分の目で確認することである。 実際にはほぼ不可能だ。
 今回の件に限らず、マンションを購入する方の多くがモデルルームの段階で購入を決めるという、いわば実体なき仮想現実のなかで高額な購入契約を交わす現行のシステムは、マンション建設における通常の資金の流れからいっても当分変わることはないだろう。 こうした現状のなかでリスクヘッジするなら、たとえ最上階の部屋に入居できなくとも、東南の角部屋でなくとも、竣工後、然るべき検査を行ったうえで初めて購入契約を結ぶべきだ。 そうでもしない限り、枕を高くして眠れる家には住めない。 もちろんほとんどの物件はちゃんとつくられているはずだが、我が国の建築業界にそうした暗部もあることは認識しておきべきだろう。
 姉歯氏やヒューザー、木村建設やイーホームズは、パンドラの箱を開けたのだ。


そして黒幕登場?
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by theshophouse | 2005-12-01 23:28 | Critique



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