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リビングの中心から失われたもの
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 広尾のお客様の引越しに伴うコーディネートがようやく終わった。 述べ3ヶ月間にもわたる長期プロジェクトであった。
 日本の、特に賃貸物件の場合、室内にあらかじめ何らかの装飾がなされていることはまずない。 窓も味気ない普通のサッシであり、壁は白っぽいクロスが貼ってあるだけ、床はフローリングか無難な色のカーペットが敷き詰められているのみ、というのが普通であろう。 入居する人の顔を特定できない賃貸物件では、内装は最大公約数的なものにならざるをえない。 そういう、言わば無味乾燥の空間に自分の手持ちの家具を置き、カーテンをあつらえ、壁にお気に入りにの絵を飾ってみても、何かもうひとつな感じがしてしまったりするものである。
 そういう時は、新たにお洒落な家具を買い揃えたりするよりも、空間自体にあらかじめ付随していた「かのような」造作を加えてみると、部屋の空気が一気に変わったりする。 もちろん条件が許せばだが、例えば、床から天井までクロス貼りの壁を、床から1メートルぐらいの高さまで木製の腰壁をつけてみたりとか、壁と天井の際の部分に装飾的なボーダーを取り付けてみたり、といった具合である。
 で、今回は、マントルピース(ファイヤープレイス)風のコンソールを壁に取り付けることにした。 欧米では暖炉がリビングの中心なので、マントルピースとその装飾は住宅のインテリアの中でも非常に重要な位置づけをされている。 現代では欧米でも暖炉を実際に使っている住宅は減少の一途だが、そんな場合でもマントルピースを模した「形骸化したマントルピース」がインテリア・エレメントとしてリビングの中心に最初からついていたりする。 単身者用のフラットにすら、こうしたマントルピース的なコンソールを見ることができる。 そもそもコンソールという家具自体が、マントルピースから派生したものでもあるのだろう。
 写真のコンソールは取り付ける壁に合わせて僕がデザインしたもの。 奥行はお客様の希望もあり、わずか20cmほどに抑え、敢えてあまり大ぶりなものを置けないようにしてある。 お気に入りのフォトフレームをいっぱい並べるのもいいだろうし、ひょろっとしたヴェースを置くのもいいだろう。
 欧米のリビングの中心が暖炉なら、日本のリビングの中心といえば囲炉裏である。 リビングには人々の心の拠り所となる何かが必要だ。 現代人にとってはそれが形骸化した暖炉であってもいいのかも知れない。
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by theshophouse | 2005-09-30 00:09 | Design
社長、一生ついていきます!
 世の中、カッコイイ人っているもんである。 
 先日、うちの取引先の会社の社長さんとスタッフの方と食事をしたのである。 場所は広尾の「しょうみん」。 以前勤めていた会社の元同僚がやっている店だ。 今さら僕が宣伝するような必要はまったくないんだけれど、ここのおでんはホントにおいしい。 僕のようなおでん好きには嬉しい事このうえない店なのである。
 N社長とゆっくり話すのは今夜が初めてである。 若い頃はアメリカの建築設計事務所に勤務し、のちに某超有名輸入家具会社に勤務し、支店長職を歴任。 現在は建築・インテリア・デザイン事務所の経営者である。
 僕たちのいる業界は広いようで実は狭い。 お互い業界内である程度のキャリアを重ねていると、必ず共通の、しかも複数の知人なんかがいたりするものである。 やっぱりこの夜もそうした「必然の偶然」を肴にお酒もススんだのであった。
 N社長の素敵なところは色々あるのだが、この夜の席でも同伴した女性スタッフの事をベタ褒めするのである。 曰く「彼女は僕が考えている以上のアイデアを必ず出してくれる」 曰く「彼女には全幅の信頼を置いている」等々。 社長が20歳以上も年下の社員をもちあげる会社って、なんかいいカンジではないか。
b0045944_2132302.jpg N社長にお誘いいただき、しょうみんのすぐそばのバー「08:30」で飲み直すことに。 このバー、ちょっと変わっていて、ハウスバンドに自分のリクエスト曲を演奏してもらうこともできるし、彼らをバックに自分がステージで歌ってもいいし、歌はダメでも楽器はOKの人なら、他ののパートをハウスバンドにお願いして自分はドラム、或いはベース、ギターと何でもステージ上でプレイできちゃうのである。 しかもギターとベースとキーボードはそれぞれ複数の機種が選べるのである。 どれも垂涎の名器ばかりのラインナップ。 とにかくとてもユニークなシステムなのだ。 しかもこの「08:30」でのライヴは毎夜コチラでストリーミング中継もされている。
 で、N社長。 やおらステージに上がったかと思ったら、キーボードの前に座り、ハウスバンドを従えて弾き始めたのはチック・コリアの「スペイン」。 知ってる人は知ってる名曲だが、とても素人が弾けるような曲じゃない。 しかもN社長、前の店から通算すると、もう焼酎だけで5杯以上は飲んでおられ、既に軽い酩酊状態にあるはずなのにも関わらず、ソロ・パートまで見事に弾きこなしてしまった。
 みなさん、こんな社長の下で働いてみたくありませんか?

金のおでんや しょうみん
08:30 Music Simulation Bar
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by theshophouse | 2005-09-26 21:51 | Non Category
狂気の左サイドバック
b0045944_21573627.jpg 不覚にも、日本サッカー文学史上に残るこの名作を僕はまだ読んでいなかった。 こういう本を手にしてしまうのも古本屋の魅力のひとつだろう。 新品ではたぶんもう買う機会がなかった本だと思う。
 読んでない僕でも、この本が元日本代表の左サイドバックである都並敏史について書かれたものであることぐらいは知っていた。 正直読む前までは、そのタイトルの「狂気」の部分が大げさだなあと思っていた僕だった。 僕の中で「狂気」という言葉と「左サイドバック」という言葉は本来結びつくことがない組み合わせだったのであり、多くの人にとってもそうだったはずだ。 だからこそこのタイトルにはインパクトがあったし、サッカーにそれほど関心のなかった人々の興味も喚起したのだろう。
 この「狂気の左サイドバック」というタイトルが決まったいきさつについて、筆者一志治夫はあとがきで次のように書いている。

  インタヴューの峠を越えた頃、都並選手に、
  「本のタイトルを『狂気の左サイドバック』にしようと思う」
  と提案した。 都並選手は、
  「いいと思う。 本当にあのときは、狂気だったもの。 狂気だったからなあ」
  と快諾してくれた。

 左足踵の疲労性の亀裂骨折という、通常ではサッカーはおろか日常生活にすら支障をきたす故障を抱えながらも、アジア最終予選の代表に召集された都並。 蹴れない、走れない状況の中でも麻酔を打っては練習し、オフトに請われてベンチ入りメンバーにも選ばれる。 それは、いわばW杯出場と引き換えに自らの選手生命を差し出した、命の取り引きだった。 その鬼気迫る様は、まさに狂気そのものである。
 もうこの名著については語られ尽くしていると思うので中身にはあまり触れないが、都並敏史という類稀なフットボール・プレーヤーの半生を綴ったドキュメントでもあり、アメリカW杯を目指していたオフト・ジャパンの内幕ものでもある。 既に2006年ドイツW杯の出場を決めた今日からすれば、当時の日本代表を取り巻く状況はたった10年ちょっと前のことであるにも関わらず、大昔のように感じられる。 裏を返せば、この本は、日本のサッカーがここ10年で目覚しく進歩したことを示す古文書のようなものだ。
 これほど日本代表の為に命を懸けた男が他にいるだろうか。 都並敏史。 いつの日か、必ず日本代表を率いる男である。
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by theshophouse | 2005-09-24 22:00 | Books
タイ怪人紀行
b0045944_21325011.jpg 例によって古本レビューである。 今日ご紹介するのは元暴走族→ヤ○ザで、現在はフリーライターであるゲッツ板谷の「タイ怪人紀行」。 本を読んでこんなに笑ったのは本当に久しぶりである。 今から20年以上前、雑誌宝島が「椎名 誠が面白い」と言い出した頃に早速買って読んだ「気分はだぼだぼソース」以来、本当に久々に爆がつくほど笑った。
 確かに文章も面白いのだが、僕のツボに入ったのはところどころに挿し込んである写真ではなく、その下に書いてあるキャプションなのである。 その一部を無許可で転載させていただく。
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 見ての通り、非常にくだらない。 しかし笑ってしまったのだからしょうがない。 笑いに理由はいらない。 タイ旅行記としては、サラブリーの麻薬更正寺を訪ねてみたり、ピサヌロークでオカマのバレーボーラーに会ってみたり、北部の裸族の村に潜入してみたりと、なかなかてんこ盛りな内容。 なかでも僕が感銘を受けたのは、タイはこの旅行が初めてというゲッツ氏が、男性のタイ通或いはタイ在住者の間でも究極の遊びと言われている「コーヒーショップ(またはカフェ)」にまで潜入していることである。 「コーヒーショップ」は無論読んで字の如くのコーヒーショップなどではない。 ここでその正体に字数を割くことは遠慮しておくが、「ソウルにおける床屋」的なものと書けばお分かりのご同輩もおられるだろう。 しかしソウルの床屋よりも一段上のエグさなのである。
 興味を持たれた方は是非ご一読をお薦めする。

ゲッツ板谷WEB
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by theshophouse | 2005-09-22 21:51 | Books
CHICO移転のお知らせ
 バンコクの友人チコについてはこのブログでもたびたび紹介しているが、このほどそのチコの店が移転した。 移転といっても同じトンロー・エリア内での引越しで、スクムビット通りの南側から北側に変わっただけである。 ソイ53を少し奥に入ったところだ。 店は以前と同じく一軒家だが、通りから少し奥まった場所にあるため、すべてが更に広々としたスペースになった。
 先月チコとスカイプで話したのですが、引越しに際してはいろいろと「タイらしい」エピソードがあったみたいで、思わずお茶噴きそうになりました。 その話は面白すぎるのでここでは書きません。 もし興味がある方はバンコクに行って是非チコ本人から聞いてみてください。
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 移転したのはこの9月なので、僕もまだ行ったことがありません。 このブログをご覧の方でバンコクに行かれる方がおられましたら是非足をお運びいただき、店の様子を教えていただければ幸いです。

Chico Design
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by theshophouse | 2005-09-18 23:10 | Non Category
たまちゃん通院記
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 最近たま吉の話題はご無沙汰していた。 と言うのも、たま吉の左足の指が一本、止まり木をきちんとつかめなくなってしまっており、心配になった僕は豪徳寺の鳥専門クリニック・リトルバードにたま吉を診せにいったのであった。
 雑居ビルの2階にあるリトルバードは、エレベーターのドアが開いたらいきなり待合室だった。 定員4名のエレベーター内は鳥臭さが充満しており、遠路はるばる千葉からアフラック級のアヒルを連れてきていたおばさんと一緒になった。 この日他に診療に来ていたのはオカメインコや小桜インコなどで、たま吉も久々に鳥の仲間たちと会ったせいか興奮気味。 特にアヒルが「ガーッ!」と鳴く声たびに体を震わせてびっくりしていた。
 で、レントゲンを撮ってもらって診断を仰いだのだが、その結果は僕が危惧していたような足の指の骨折や靭帯の断裂などではなく、「精巣肥大」ということであった。 精巣が肥大することによって足へ伸びている神経を圧迫し、それによって指が動かなくなっているとのこと。 とりあえず薬をもらって毎日飲ませることに。 また、発情させすぎも良くないとのことなので、たま吉の唯一の遊び相手であるセルロイドのたまみを強制撤去することにした。 突然恋人を拉致されたたま吉はさすがに所在なさそうにしてしている。 かわいそうだがしかたがない。 許せたま吉。 おまえの為だ。

 怪我を負ったとはいえ、たま吉自身は特に痛そうにしていたりするわけでもなく、これまでとまったく変わりない日常を送っています。 そんなたま吉を久しぶりに携帯ムービーで撮ってみました。 興味のある方はご覧下さい。

徐々にいつもの動きがエスカレートしていくたまちゃんの動画を観る(WMV/63sec)
ひたすら僕の口元を追いかけるたまちゃんの動画を観る(WMV/32sec)

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by theshophouse | 2005-09-16 22:55 | Iiko et Tama
【緊急】佐藤琢磨引退勧告【即刻】
 たかだか一シーズンの間に、これだけの伝説をつくるF1ドライバーもいないだろう。 言うまでもなく佐藤”蛸”磨(以下蛸)のことである。 前節のイタリアGPでは珍しくいいスタートダッシュを決めたものの、最初の給油の際、実際には規定量のガソリンを積んだのに、給油装置のトラブルで給油されていないと判断され、次の周に再給油。 ところが実際には最初の給油と併せて満タン状態に。 これだけでもBARというチームのお粗末さが伺えるところだが、さらに悲劇なのは、チームがこの状況を把握していなかったため、ハーフタンクで走ることを想定してセッティングされていたマシンは終始バランスが悪いまま。 ただでさえ遅い蛸が自分のチームにも邪魔をされて速く走れるわけもなく、結果は完走20台中の16位。 ジョーダンとミナルディという「ただそこにいるだけ」のチームの4台を除けば事実上の最下位である。
 11日、ベルギーGPが行われたスパ・フランコルシャン。 その蛸がまたしても、またしてもやってくれた。 ドイツGPではフィジケラにオカマ掘った蛸だが、フィジケラとは破局したようで、恐れ多くも今日は皇帝シューマッハーにオカマ掘った。 またしてもチームの判断ミスで履き替えたばかりのタイヤをたった1周で再度履き替え、コースに出て行った直後の接触である。 ドイツGPの時と同様、蛸には「替えたばかりのタイヤは暖まっていないのでグリップしない」というF1ファンなら100人中100人が知ってる常識がおわかりにならないらしい。
b0045944_2153941.gif シューマッハーはこのテロ攻撃に烈火のごとく怒り、蛸に文句を言った後、蛸のヘルメットを殴った。 かつてアーバインもレースの後、モーターホームに怒鳴り込んできたセナに殴られたことがある。 しかし、多くの観客が観ているコース上でヘルメットを殴るというのは、明らかに侮蔑の意図が込められていると言っていいだろう。 蛸が他のドライバーからどのように思われているかが伺い知れる一幕だった。 シューマッハーはレース後、「サトウのカミカゼ・アクションには注意していたけど・・・。 彼は何度言っても聞いてくれないからね。」とコメントしている。 蛸はまさにF1に不要なテロリストだ。
 かつては過剰なまでに蛸マンセーしてきたフジテレビも、最近ではさすがにトーンダウンしている。 BARというチームが四流であることは間違いないが、それにしたってこれだけミスを繰り返し、いっこうに進歩が見られない蛸をホンダも擁護できるはずがない。 チームが四流でも速い奴は速い。 チームメイトのバトンは3位表彰台をゲットしたのである。 今季BARホンダが獲得したポイント31点のうち、バトンが獲得したポイントは30点。 蛸はいてもいなくてもさしたる影響がないのである。 ますます蛸は言い訳できない状況だ。 おそらく次のブラジルGPにはサード・ドライバーのアンソニー・デビッドソンが出て、蛸はお払い箱になるだろう。
 もう蛸は金輪際見たくない。 自ら引退を表明して、潔くこの世界から消えるべきだ。 中嶋も亜久里も右京も信治も虎之助も決して速くはなかったけど、F1での自分の身の処し方を心得ていた。 彼らはみな決して速いドライバーの邪魔なんかしなかった。 そもそも鬼のように遅いくせに、自分を速いなどと勘違いして皇帝に後ろから特攻したりはしなかった。
 最後にチームメイトのジェンソン・バトンのレース後のコメントを紹介しよう。

「チームメイトに起きた出来事については、僕は残念ながら多くを語る立場にない。 しかし、彼がコース上で何をしたかったかを理解する必要が僕にはないのだけは確かだ。 コース上のオーバーテイクは相手がどいてくれる事を前提にしたカミカゼでは成り立たないし、ミハエルには僕も”彼への治療法が見つからない”と伝えたいね。」

 バトン超クール。 僕も完全同意。

追記 : 9月16日に、BARに見切りをつけたホンダが来年オールホンダでF1に参戦し、そのドライバーの一人が蛸だと発表をするという噂がある。 悪い冗談であることを祈る。

【F1】佐藤琢磨、Mシューマッハに殴られる
ミハエル「ハラキリ行為に巻き込まれた」と琢磨を非難
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by theshophouse | 2005-09-12 22:09 | F1
ベランダについてマジメに考えてみる
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 ここしばらくお客さまの部屋のコーディネートの仕事をしている。 以前からのお客さまであるAさんが代々木から広尾に引っ越されたので、引越しに合わせて部屋をマイナーチェンジしている、といった感じだ。
 部屋の内部は新たにデザインした特注家具がまだ製作途中であったりするので、仕上がるにはまだしばらく時間がかかる。 一方、ベランダは一足早く完成した。 代々木にお住まいの時に僕らでしつらえたベランダ・ガーデンを、ほぼそのまま広尾のお宅に移設するだけだったので、わりとすぐに完成したのである。
 特別な材料は使っていない。 その多くはホームセンターで買うことができる。 30cm角のグレイの人造石と黒い玉砂利を市松模様に敷き詰め、ザ・コンランショップで買ったセメント製のプランターにとくさを植え、プランターに付属していた受け皿の底に白い玉砂利を敷き詰めて水を張り、フローティング・キャンドルを浮かべる。 唯一高価なのが中央の石像。 以前Aさんから直々に依頼を受けて、バリ島まで買い付けに行ったもの。 東南アジアに広く伝わる古代インドの叙事詩、ラーマーヤナ(Ramayana)の王妃シータの像である。 この時の苦労話は以前のエントリーをご参照いただきたい。
 で、火山岩でできた王妃の石像を載せる台が必要ということで、栃木県の大谷町で採れる芦野石で台座を作った。 石像は暗くなると自動点灯するセンサーを取り付けたハロゲンランプによって夜間はライトアップされるようになっている。
 バリ島の仏像はともかく、わずかな出費とちょっとした工夫次第で味気ないベランダも面白くなるもの。 都会生活ではベランダこそが外界とのインタースペース。 あなたの部屋のベランダ、単なる物干場になっていませんか?

バリ島出張記2003・前編
バリ島出張記2003・後編
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by theshophouse | 2005-09-11 01:34 | Design
ありがとうホンジュラス!できれば勝って欲しかった!
 我々はホンジュラスのチームに礼を言わなければならない。 ホンジュラスは日本の弱点を洗いざらいブチまけてくれた。 脆弱な日本の両サイドをいとも簡単に切り裂いて見せてくれた。 ホンジュラスの選手たちは日本を羨ましく思っただろう。 こんなショボいチームが地区予選をトップで勝ち抜くのだから。 自分たちは既に北中米予選での敗退が決まっているというモチベーションの低い状態で、はるばる日本までやって来て、これだけ加地さんと三都主をブチのめしてくれたのだから、かえって気分も爽快である。 これがボクシングだったら二人にはもうタオルが投げ込まれていたことだろう。 セル塩が「ノーガードの殴り合い」と言ってたが、日本の両サイドにしてみれば、ほぼ一方的にパンチを浴びていただけだった。 僕がもし二人の立場だったら、これだけやられまくったら恥ずかしくてもう生きてはいられない。 代表のユニフォームを汚す前に、生き恥を晒す前に、ピッチ上で自分の腹を掻っ捌いて責任を取る。 宮城だろうが何処だろうがここは「ホーム」なのだ。 ホームでこれだけやられていいわけがない!
 既にジーコ以外の皆さんは1年以上前から気づいていることだろうが、日本の両サイドは糞(失礼)である。 もうホントに見たくないのである。 両サイドに固定されている加地さんと三都主。 両名とも攻撃はできないわ、守備は不得意だわでハッキリ言っていいとこなんかないのである。 二人にできるのはスペースを埋めることぐらいだ。 加地さんもホントに進歩がない。 相手DFの抜き方はワンパターンで1回しか通用しないし、せっかく抜いてもふんわりクロスしか上がらないし、これじゃあ点につながるはずもない。 僕が監督だったら、前半一本目のふんわりクロスが入った時点でコーチングエリアを飛び出して加地さんのところまで走って行き、往復ビンタして即時代表引退を命じていただろう。 もう奴のふんわりクロスは見飽きた。 そのクロスが空中にある間、僕らは口をあんぐりとあけて、ホントにマヌケな表情のまま一瞬時が止まってしまうからだ。 もう加地さんのクロスは金輪際見たくない。 体に悪い。
 三都主。 アホか。 こないだの鹿島戦の輝きは何処行った? もうブラジルに再帰化お願いします。 4バックの時の三都主はホントに不安です。 5点目のアシストを差し引いても代表即引退の出来。 名前負けしてんじゃねーの? 今のままなら「三都主」つーよりは「惨吐酢」の方が相応しいと思う。 とにかくもう赤菱に専念してくれ。 代表にはホントに不要。
 そして、ベンチ横で玉田がアップしている時に、すかさず「玉野が準備しています。」とまたまた言い間違えたのは堀池か? 堀池だったら許すけど、ピッチサイドで謹慎中の角澤の野郎だったとしたら、大して発言の機会もないのにすかさず言い間違えやがって。 逝けよ角澤。 二度と実況席に座るな。
b0045944_2205767.jpg そして玉田に代わって退くのは、当然この日も相変わらずゴールに背を向けっ放しで独逸仕込みの蛸踊りを披露し続けた寿司禿かと思いきや、キレキレで2点取ったへナギ。 逝けよジーコ。
 しかしホンジュラスDFも後半の後半はホントに足が止まってた。 地球の裏側から来て時差ボケの極致みたいな状態のなかこれだけやるんだから、これが逆の立場だったら日本なんかボロクソにやられてただろう。 後ろは多少へばってたが前の3人は終始危険な存在であり続けた。 日本のディフェンスラインの脆弱さを白日の下に晒してくれた彼らにはホントに礼を言いたい。
 ただ、唯一悔やまれるのは日本が勝っちゃったこと。 W杯に出ようという日本の両サイドのクオリティが、高校サッカーの地方大会3回戦ぐらいのレベルと大差ないという重大な事実が、このしょーもない勝利の陰に隠れて、またしても、またしても、またしても見過ごされてしまう。 そして、日本代表監督に相変わらず何の戦術眼もなく、遅れっ放しの選手交代に意図はなく、ゴールに無邪気に喜んでる姿を見てると、ドイツで世界を驚かすなんて夢のまた夢の夢のまた夢ぐらいにしか思えない。
 最後に欧州組。 へナギと茸と中田浩二以外の3人はほとんど存在感ゼロ。 特にナカータと稲豚。 こんなお粗末な試合してたら角澤に言われちゃうよ。 「また一からやり直しです。 ニッポン!」 コンフェデで形になりつつあったニッポンのサッカーは、ふたたび五里霧中の状態に戻ってしまった。
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by theshophouse | 2005-09-07 22:16 | 蹴球狂の詩
鳥市&きゅりお@Shibuya
 以前のエントリーでもたびたび述べたが、僕には「行きつけの店」というのがない。 したがって常連面などできる店も当然ない。 しかし、そんな僕でもひいきにしている店はある。 そんなにしょっちゅう行くわけではない(むしろ年に数えるほどしか行かない)ものの、そのエリアで仲間と飲み食いするならこの店、という位置づけの店はある。
b0045944_2130621.jpg 渋谷という街においては「鳥市→きゅりお」というのがここ10年ほど忠実に守ってきた行動様式である。 「鳥市」は昭和の頃から通っている焼鳥屋でマークシティーの1階にある。 マークシティーができる前も井の頭線の駅の1階部分に入っていたのだが、個人的にはこの時の猥雑な雰囲気が好きだった。 店はお世辞にもキレイとは言えず、焼鳥以外のメニューといえば「冷やトマ」とおしんこぐらいしかなかったような気がする。 会社帰りのサラリーマンで賑わう店内はすぐにいっぱいになり、駅へと向かう帰宅客が行き交う通路部分(僕はオープンテラスと呼んでいた)にはみ出して置かれていたテーブル席へ通されることもしばしばだったが、僕はとりわけこの半戸外みたいな席が好きだった。
 マークシティーに新装開店した現在ではメニューも4倍以上に増えた。 焼酎も銘柄が選べたりする。 一方で看板メニューの焼鳥ともつ煮込みの味は当時のまま。 特に煮込みは東京でも五指に数えられるのではないかという旨さなのである。 煮込みは東京で覚えたメニューである。 何だか妙にバタ臭い味噌味は、とても東京の味とは思えなかった。 上京した当時は飲み屋に行っても煮込みとホッピーばかりだった。 安くて旨いからである。
b0045944_21302045.jpg 「きゅりお」は友人のO嬢に教えてもらった店だ。 この店はその特異なロケーションゆえに、誰かに連れて行ってもらったりしない限り行くことはできない。 何らかの偶然が重なって店のドアの前に立ったとしても、中に入るにはちょっとした勇気が必要だ。 ただ、中に入ってさえしまえば、そこには至福の空間がある。 中は狭い。 3人が座れるカウンターとボックス席が3つ。 詰めて座っても15人ぐらいが限界だろう。 BGMはジャズ一本。 マスターの選曲にこだわりは感じられない。 リクエストにも気軽に応じてくれる。 先日行った時にはウェザー・リポートに続いてトゥーツ・シールマンスがかかっていた。 日頃健康に気を使った味気ない生活を送る身に、久々に紫煙漂うなか強い酒を飲みながら聴くジャコのベースは、逆説的に心を洗われる。 先約がいなかったらウィントン・ケリーとかボビー・ハッチャーソンあたりをリクエストしてマターリしようと思って乗り込んだので、思わぬ展開である。 ジャズ喫茶やバーという業態の場合、音にかかるウェイトは非常に大きいので、自分が店に入った時に何がかかっているかでその夜の気分はほぼ決まってしまう。 しかるにこの夜はジャコな気分だったのである。
 とっても気さくなマスターは元バンマス。 昼夜が逆転するような職業でありながら筋金入りの市民ランナーで、83年にはホノルル・マラソンを完走しているほどだ。 年齢は不詳だが、ホノルルでの写真は髪もフサフサなのに、今はスキンヘッドである。 店構えがかなり閉鎖的であるにも関わらず、ドアを開けた瞬間、マスターの人懐っこい笑顔にほだされて、初めて訪れたお客さんでも一気に開放的な気分に浸れること請け合いである。
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by theshophouse | 2005-09-04 21:33 | Non Category



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