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日本の右サイドはこれでいいのか?第6回
 バーレーン戦。 日本1対0、薄氷の勝利。 どうやら埼玉に姿なき日本の守護神が住んでいるのは疑いようのない事実であることがわかった。 それは能活でもなく、大黒様でもない。 相手のミスを誘発させる見えない守護神なのである。
 この試合、日本が相手の枠に飛ばしたシュートはあっただろうか? 少なくとも相手キーパーが必死にセーブするようなシュートは1本もなかった。 むしろ枠に飛んだシュートならバーレーンの方が多かった。 日本は相変わらずフィニッシュにいけないもどかしい試合運び。 それでも日本は勝った。 何故だろう? それはひとえに姿なき埼玉の守護神のおかげだ。 相手の10番サルミーンは入れるべきゴールを間違えた。 あれは日本のプレッシャーを受けたからなどでは決してない。 単純に目の前のゴールに蹴りこんでしまいたいという、サッカー選手としての本能が、何故かあの瞬間彼の脳裏をよぎった。 スローを見ればわかるが、あれは完全に1点を取りにいってとったファイン・ゴールである。 サルミーンがいい選手であったからこそあの局面できっちり決めてくれたのである。
 北朝鮮戦といい、バーレーン戦といい、日本がその強さを見せつけて勝ったという印象は残念ながら持てない。 むしろ、ふがいない日本に相手が気を使い、勝たせていただいたという感じである。 その原因は加地と言いたいところだが、今日の加地は3バックになったせいで苦手の守備の負担が減り、攻撃にも顔を出していた。 いくつかクロスも入れたが、相変わらずアバウトなターゲットに放り込んでいるだけ。
 加地はたぶん「いい奴」なんだろうと思う。 日本の右サイドにそんないい奴は要らない。 イランのマハダビキアのように、刃物持たせたら即人を刺しそうな一触即発の殺気、渋谷のセンター街に立たせたら自動販売機の陰で即シャブを売る狡猾な雰囲気がなければならない。 ジーコは加地を世界一の右SBにすると公言しているらしいが、(゚Д゚)ハァ?である。 この際ジーコ(加地ではなく、彼を選んだジーコが悪い)には監督を辞めてもらうしかないと思う。 もう機は熟した。 傷が浅い今こそジーコの引き際である。 神様が神様であるうちに。
 ただし、今日の試合に限っていうと加地の出来はそこそこ普通で、いくつかチョンボはしていたが、相手がイランほど狡猾ではなかったため致命的なミスはなかった。 むしろこんな試合になってしまった原因はろくにシュートも打てないニッポンのFWにある。 高原よ、ドイツではゴールに背を向けてプレイすることしか教えてくれないのか? 鈴木よ、サイドに開いて潰されて俊輔のFKのお膳立てするだけか? 玉田よ、アジアカップで運を使い果たしたのか? 久保はどこを飲み歩いているのか? エメルソンはまだ獲眼流尊にならないのか? 大久保はスペインで闘牛でも見ているのか? いずれにしろFWに新しい血が必要なのは間違いない。

 今夜は松木じゃなかったのでテレ朝で観た。 未だ日本に帰化していないセルジオだけあって、まずまず冷静な解説。 ところでついに松木切られた? それとも先週の北朝鮮対イランの中継の後、北朝鮮に拉致されたまま? だとしたら北朝鮮に言いたい。 松木はいいから、すべての拉致被害者を即刻解放しろ。 イランにもあっさり負けやがって。 おかげでイランがトップ。 せめて日本の宿敵イランに勝って、日本へのささやかな謝罪の気持ちぐらい示すのかと思っていたのに、本当に使えねえ国。 そのうえ試合後審判やイランチーム相手に暴動。 また例によってファビョったか。 スタジアムに照明つける電気がないからといって真昼間に試合しやがって。 マナー不在、インフラ不在の北朝鮮にFIFAに加盟する資格はない。
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by theshophouse | 2005-03-30 23:35 | 蹴球狂の詩 | Comments(6)
花粉症の特効薬「バララン」服用記
b0045944_2134169.jpg 先週の金曜日、納品の帰りに東急ハンズ横浜店に寄って花粉症用メガネを購入した。 ふと気がつくと、すぐ横で実演販売をやっていて、花粉症の薬が10種類ほど売られていた。 甜茶や杉茶をはじめとする天然薬の類に混じってこの日プロモートされていたのは「バララン」という粉末である。
 実演していたおじさんはメーカーの方で、マスク姿の僕が実演台に近づくと、バラランの説明を始めた。 それによるとバラランはバラの花びらからの抽出物で、この成分がスギやヒノキ、ブタクサなどの花粉による抗体反応(くしゃみ、鼻水、鼻づまり)を和らげる効果があるという。
 今年の花粉は半端じゃない。 何しろ、例年ならそこそこ効果がある、専門医が処方してくれた薬がほとんど役に立たないのである。 僕はおじさんの懇切丁寧な説明を聞くうち、右手はもうポケットの中の財布を取り出しにかかっていた。 溺れる者は藁をもつかむ、という心境である。 ちょうどその時、おじさんはビニールの小袋にバラランの粉末を入れて僕に差し出すではないか。 「試してみて。 15分から20分で効くから。 でも2時間したら効き目がなくなるから、2時間おきぐらいに飲んでみて。 耳掻き2杯分ぐらいの量を直接口の中に入れて、上顎の粘膜に舌で広げるように溶かしながら飲むといいよ。 100人中95人は効くから。 効いたら買いに来て。 納得してから買って欲しいから。」
 僕はおじさんに礼を言ってその場を後にした。 家に帰って早速バラランを試してみた。 今年の僕の症状だが、かなり花粉の飛散量が多い日でも日中は意外に大丈夫で、どうやら医者の薬が効いているようなのだが、家に帰って夕食を済ませたあたりから急に症状が悪化し、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、挙句の果ては頭痛を併発する最悪の状況に陥っていた。 鼻水などは一晩でティッシュ一箱は軽く使い切ってしまうほどである。 僕にとって、本来爽やかであるはずの晴れの日が続くことは、このような最悪の日が続くことを意味していた。
 15分経過。 今日は花粉の飛散量が多い日だったのだが、症状が薄らいできた。 1時間経過。 経過良好。 2時間経過。 やや鼻腔内がムズムズ、バラランの効果が切れてきたようだ。 おじさんに言われた通り、バラランを追加服用する。 すぐに症状は和らいだ。 結局この夜就寝するまで僕がいつものような地獄の症状にさいなまれることはなかった。 翌日も花粉の飛散量が多い日だったが、同様に症状はかなり和らいだ。 もしこの2日間バラランを飲んでいなかったらと思うとぞっとする。
 天然原料100%なので効き方は穏やかで、効き目も2時間程度しか持続しない。 2時間ほど経過するとくしゃみがでたり、鼻水がでたりする。 それはまさにシャブが切れた時の禁断症状(筆者に経験はありません)のようでもある。 で、切れる前にこのバラ色の粉末を鼻から吸う、もとい口に入れて口内の粘膜上で溶かしてやるのである。
 日曜日、かくして僕は東急ハンズで実演販売の最終日を迎えたおじさんのところに舞い戻り、バララン一包を購入した。 おじさんに「効きました。 買います。」と言うと、おまけにまたサンプルのバラランを少量くれた。 おじさんを取り囲んでいたお客さんたちは、僕がサクラに見えたかも知れないが、そんなことはありません。

 私もバラランを服用してみたいという方、「バララン」でググッてみて下さい。 ネットでも購入可能です。 ¥3,150(税込・送料別)で発売中です。 一包で今年は乗り切れるぐらいの量は入っています。
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by theshophouse | 2005-03-28 21:08 | Non Category | Comments(2)
三つ子の魂百まで
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 日経ビジネスの最新号を見ていたら、いつしか自分の所有する競走馬の名前でしか呼ばれなくなってしまったこの男が小学4年生の時に書いたという自己紹介文が掲載されていた。
 趣味が「お金もうけ」ではなく「お金あつめ」というところがミソ。 この絵を「巨大なジェット戦闘機に立ち向かう小さなヘリコプター」と見れば、ソフトバンクという巨人に立ち向かう現在のライブドアの状況を暗示していなくもない。
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by theshophouse | 2005-03-27 22:56 | Non Category | Comments(0)
日本の右サイドはこれでいいのか?第5回
b0045944_1475925.jpg イラン戦。 日本1対2で敗戦。 2失点はいずれも加地がらみだった。 1点目の失点のとき加地は何をしていたかというと、相手と接触してゴール前に寝ていた。 2失点目はいつものように当事者意識がないまま頭上を越えていくクロスを見ていた。 2点とも得点したハシュミアンの一番そばに加地がいたにも関わらず、彼は体を張ることすらできなかった。
 攻撃面においても中央でダイレクトでパスがつながって、サイドに開くまでは攻撃の形がつくれるのだが、そこから加地のクロスが上がらないのでは点になりようがない。 加地は抜いてからクロスを上げることにこだわりすぎて、結局止められることが多い。 イランのように中央を固めるDFに高さがある場合には、早いタイミングで相手の裏にアーリークロスを入れた方が効果的であることぐらいわかっていそうなものだが、加地からそうしたクロスは1本も上がらなかった。
 この試合、左に入った三浦淳はマハダビキア対策でディフェンスに追われたので、サイド攻撃は事実上加地一人に託されていた。 加地には重荷としか言いようがない。 彼は期待されている攻撃面でも力を発揮できないばかりか、苦手なディフェンスでは失態を繰り返しているのである。 
 僕は決して戦犯探しや個人攻撃が好きなわけではないが、これだけ同じ事を何度も何度も繰り返されるともう呆れて声も出ない。 何ら強さを感じることができなかったこの日のイランに日本が負ける要素などなかった。 攻撃の形がつくれない日本に勝つチャンスも少なかったとは思うが、少なくとも2点取られて負けてしまうような試合ではなかったと思う。
 予想に反して2トップできたイランに対して最後まで4バックで通したジーコの戦術にも疑問が残る。 そんなに中田を使いたいなら、3バックにして加地のポジションに入れ、最終ラインの右に坪井あたりを入れる手もあったはずだ。 無論引き分けていれば結果オーライだったのだが。
 ジーコはまだ、これでも、意地でも加地を使い続けるのだろうか? 最終予選はまだ始まったばかり。 傷は浅いうちに手当てすれば大事には至らない。 しかしこの傷を放置すれば、それはいまに間違いなく致命傷になる。 「神様」がよもやそのことに気づいていないはずはない、と思うのだが。
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by theshophouse | 2005-03-26 01:42 | 蹴球狂の詩 | Comments(0)
花粉症という生き地獄
 この3連休は花粉症の僕にとっては生き地獄以外の何物でもなかった。 僕は全国の花粉症の方に聞きたい。 今年、例年使っておられる薬は効いていますか? 注射は効いていますか?と。 僕の薬は効かない。 この3連休は自分の首から上を切り取って捨ててしまおうかと思ったぐらいだ。
 今や国民の5人に1人は花粉症と言われる。 原因は高度成長期に国策として行われた杉の植林にある。 杉は樹齢30年以降から大量に花粉を飛ばし始めるので、近年になってその被害が広がっているのである。 これはもう完全に公害である。 戦後最大の公害である。 国民2,500万人が原告になれば裁判で勝てないわけがない。 国はせめて花粉症の治療費は全額負担すべきである。 要するに保険証を持参すれば無料で治療するぐらいのことはしてもらわなければ困る。
 そもそも杉は住宅材として植林されたわけだが、農林水産省発表の「平成15年度森林・林業白書」によれば、現在では安い輸入材に押されて国内材の需要は減少の一途を辿っている。 農林行政に携わる役人や農林族議員などこの国のバカどもは、このような状況下においても、地球温暖化防止や景観保全、保安林の保全、林業発展と山村活性化など様々な理由をつけて植林を続けている。 一方で木材価格は外材との厳しい価格競争の中で下落の一途、当然計画的な間伐など、森林に手を入れる経費まではままならず、生育不良林は増加するばかりである。 このままでは日本の林業に未来はない。
 かくなるうえは、急速な経済発展にともない木材需要が増加している一方、数年前の大洪水を契機に、天然林の伐採を禁止した中国にガンガン杉を輸出して国内の杉を一掃して欲しい。 少なくとも高度成長期以前の杉の量に戻して欲しい。
 いっそのこと農林水産省の庁舎の空調室に忍び込み、大量のスギ花粉をダクト内にぶちまけて省内の部屋すべてに飛散させるバイオ・テロでもやってみようか。 そうすれば連中も少しは考えを改めるだろうか? ここしばらく鼻ズーズーのなかで読んでいる福井晴敏の「川の深さは」の影響か、妄想は暴走するのであった。
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by theshophouse | 2005-03-23 00:49 | Critique | Comments(0)
質量こそがすべて
 店番する時以外、僕の仕事場は横浜市都筑区の町工場街にある倉庫兼工房である。 月曜から金曜までの間は、隣や向かいにあるプレス加工屋さんや板金屋さん、金型屋さんからの騒音で御世辞にも静かとは言えない。 ここに越してきて最初の頃は気が狂いそうだったが、慣れとは恐ろしいもので、今はこれらの騒音が好きになった。 何かを作ってる時の音っていうのはいいものです。 日本の底辺を支えるモノづくりの音です。
 幸田真音の「マネー・ハッキング」を読んでたら、登場人物の台詞で「日本というのがそもそもハードウェア重視の国なんだよ。 ソフトウェアにはまだまだ弱い。 日本人は機械や電気機器をつくらせたらピカ一だろう。 クオリティ・コントロールや生産管理なんて、世界一得意だよ。 そのかわり、とかく日本人というのは質量を持たないものには価値を見い出せない人種だから」というのがあった。 工場のおじさんたちも、そしておそらく僕もこうした古い人種なのだろう。 最近世間を賑わしているライブドアとフジテレビの争いも、見ていてどこか現実感がない。 そんな絵空事のような話に思いを巡らすよりも、目の前にある単価5円50銭の部品を3,000個、明日の昼までに得意先に納品するためにプレス機の前に座り続けたり、入荷してきた商品を検品しては再梱包して箱詰めしていくような仕事の方がよっぽど重要なのだ。
 そんなこの町工場街も、長引く不況で廃業に追い込まれるようなところもちらほら。 空き工場も増えたし、以前は工場だった土地にいつの間にかマンションが建ってたりする。 仕事が薄いのと、近接して建ち始めたマンションへの配慮で、土日は操業していない工場がほとんどだ。 このあたりの事情は奥田英朗の「最悪」に詳しい。
 僕の倉庫兼作業場といえば、中に産業機械があるわけでもないので、音はほとんど出ない。 せいぜい商品をクリーンアップする掃除機の音ぐらいで、ごくたまに電動丸ノコや電動ドリルの音がするだけだ。 近隣住民に迷惑になるような音は出ない。 したがって土日も仕事をしていることが多いのだが、そんな時はまわりの工場からまったく音が出ていないせいで、不気味なほどの静寂が漂っている。 逆に隣接した住居からの生活騒音がかすかに聞こえるほど。 ちょっと寂しいけど静かな週末の工場街である。
 日曜日。 シンナーを使ったので、ここ最近は寒さの為いつも締め切っている入口の鉄扉を換気の為に開けておいた。 やがて一匹の猫が「ぐわおうーん」と鳴きながら、倉庫内部に一瞥をくれて鉄扉の前を通り過ぎた。 月に一回ぐらいひょっこり現れる野良猫だ。 僕は仕事を中断し、こいつの為に買い置いてあった猫缶を掴むと鉄扉の外に出た。 このブチ、猫缶は大好きなのだが、餌を与える僕との距離はいっこうに縮まらない。 まるで磁石が反発しあうように僕を遠ざけるのであった。
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 しかしである。 今日は奴の様子がどうもおかしい。 外に出ると奴はクルマの下で僕を待っていた。 猫缶のクリップを外してやると、我慢できないのかにじり寄って来る。 そしてついに僕の手にある猫缶に喰らいついたのである。 こいつをこんなに間近で見るのはこれが初めてだった。 このブチ、病気なのか先天的なものなのかわからないが、左目だけは白目の部分がゴールドに染まっている。 右の前脚には古傷もある。 この界隈ではそれなりに武闘派として生きてきたのだろう。 奴は超速で一缶を平らげ、ふたたび「ぐわおうーん」と鳴き始めた。 どうやら奴の胃袋はまだ満たされぬらしい。 僕はまだ残っていた最後の猫缶を与えた。 奴はこれまた超速で胃袋へ送り込んだ(大藪春彦風に)。 一週間ぐらいお預けくっていたのだろうか。 恐ろしい食欲だ。
 僕も倉庫に遊びに来ているわけではないので、いつまでもこいつと遊んでるわけにはいかない。 ほどなく作業場の中に引っ込んだら、のこのこついてきた。 すると奴はそれまでの警戒は何処へやら、僕の足元に擦り寄ってきたり、膝の上に飛び乗ったり、挙句の果てはストックしてある商品の間を走り回ったりして勝手に楽しんでいる。 やはり寒いのか僕のそばのアラジン・ストーブの周りをくるくる回っている。 このままではとても仕事にならないので、近くにあったダンボール箱で即席キャットベッドを作ってストーブのそばに設置してやったら、自分からそこに入って寝てしまった。 スヤスヤ寝入る奴を見ながら思う。 「オマエも日々の生存競争でたいへんなんだろう。 工場のおじさんや僕のようにきっと古い猫種なんだろう。 質量こそがすべてだよな、オマエの人(猫)生。」
 帰り際、嫌がる奴を外に出して鉄扉の鍵を閉めた。 寒空のなか放り出すのは気が引けたが、閉じ込めておくのはもっと気が引ける。 帰路、ペットショップで猫缶を買い足した僕であった。
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by theshophouse | 2005-03-15 22:21 | Critique | Comments(0)
裏スクめぐり
 バンコク中心部から東に伸びるスクムビット通りは、昔からインテリアの店が多いことで知られている。 東京でいうならちょうど目黒通りのようなものだろうか。 スクムビット通りはBTSのスクムビット線も走る大きな幹線道路。 もちろんこの通り沿いにもたくさんインテリア・ショップがあるが、なかでもお洒落な店は通りから少し奥まったところにある。 僕は、これらスクムビット通りの北側のエリアを個人的に「裏スクムビット(裏スク)」と呼んでいる。
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 この裏スクを先取りした地図がナンシー・チャンドラー女史による「MAP OF BANGKOK」である。 この地図、ずっと以前に購入して持っていたのを今回も携行したのだが、本当に素晴らしい地図だと再認識させられた。 この地図にはスクムビット通りの詳細図が掲載されており、そこには裏スクのお洒落なショップを徒歩で見て回るのに最適なコースまでが表記されているのである。 今回裏スクめぐりを敢行するにあたってこの地図は大いに役にたった。 この地図にはチャトゥチャックの詳細図もあり、とにかく使える地図なのである。 気がつくと、友人の店「CHICO」もこのスクムビットの詳細部分にちゃんと載っているではないか。 当人に確認すると取材を受けた記憶はないらしく、勝手にチェックされていたらしい。 さすがナンシー女史とそのスタッフ、毎年バンコク中を歩き回って最新情報を掲載、抜け目なく地図をアップデートしているらしい。
b0045944_2139459.jpg 今回裏スクで見た店で良かったのはCASA PAGODA(カーサ・パゴダ)とKenkoon(ケンクーン)。 カーサ・パゴダは妻が以前にタイのエルデコで目をつけていたファニチャー・ショップ。 今回妻にチェックするよう頼まれていたのだ。 果たしてカーサ・パゴダは妻の見立て通り、なかなかいい店だった。 店にいたタイ人の女性スタッフによると、オーナーはアメリカ人。 中国の明清代の家具を現代的にアレンジしたデザインが特徴的だ。 こういうデザインはいかにもヤッピーが好みそうな感じだが、果たしてタイにいるのやら。 値段は、お高くとまった店が多いこの裏スクでは比較的求めやすい価格帯である。 聞けばほとんど中国で作っているという。 上海あたりか。 この時点で今回の仕入れのバジェットに少し余裕があったので、何点か購入しようかとも思ったが、結局やめた。 次回にとっておくことにする。
 ケンクーンはアウトドア・ファニチャーのブランド。 その洗練されたデザインとクオリティの高さは既にアジアのレベルを超えている。 ショールームに入ると人の気配がない。 しばらく商品を物色していると2階からハンサムな男性が降りてきた。 「見ても構いませんか?」 「もちろん! 今ちょうど国際家具見本市の前で、もう少し後だったら新作を見てもらえたんだけど。」と言う。 明朗快活、ハキハキとしたセールス・トークを受けて、まったく買う気はなかった僕だが、やや気分を良くしていろいろ質問してしまった。 「このチーク材は?」 「これはミャンマーのチーク材です。 タイのものとは質が全然違うんです。」 「なるほど、とてもキレイで色味も均一だね。」 この後彼と20分ぐらい話した。 彼は話し相手を求めていたのか暇だったのか、とても饒舌なのであった。 別れ際、名刺をもらうと驚いたことに彼Metchanun Suensilpong(Mark)はケンクーンのデザイナーであるという。 パリのアートスクール出で、ドイツやアメリカでのエキシビションにも出展し、去年はメゾン・エ・オブジェにもブースを出したメーカーのデザイナーが自らショールーム番までやるとは。 「社長兼デザイナーなの?」と持ち上げたら、「ただのデザイナーだよ。」と否定された。
 「ところで君の仕事は?」 差し出した僕の名刺を見ながら笑顔の彼が聞く。 「僕? 会社はリテールとホールセールがメインで、自分は社長兼デザイナーだよ。」 少々見栄を張った。 いつか彼と仕事ができたらいいなと思う。
 約3時間に及ぶ裏スク散策を終えたのはトンローの北側。 シーロー(軽トラタクシー)を捕まえてスクムビットまで乗せてもらう。 スクムビット周辺はこのシーローが便利だ。 違うソイになると料金は高くなるが、同じソイならだいたい20バーツで行ってくれる。 裏スクめぐりの最後はCHICOで打ち止めだ。 夕方チコお薦めのフットマッサージ屋に行くことになっている。 今日はけっこう歩いたからちょうどいい。
 今回もまだまだ裏スクのすべてを見たわけではない。 残りの店は次回以降にとっておくことにする。 いつの日か裏スクを完全制覇してみせる、と心に誓う僕であった。
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by theshophouse | 2005-03-14 21:50 | Odyssey | Comments(2)
バカ看板
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 『ポイ捨ては道路における禁止行為です その行為をやめないと監視カメラを設置します』
 環八は砧公園付近の中央分離帯の植え込みにいくつも立てられている警告看板である。 僕はポイ捨てをしたことがないので、監視カメラを設置されるということが、捨てる方々にとってどれほど強烈な最後通告になるのかはわからないが、少なくとも東京都第七建設事務所長と成城警察署長はその最後通告の劇的効果を確信してこの警告看板を発注したのだろう。 そうでなきゃ単なる税金の無駄使いだ。
 しかし、看板を製作した業者も、看板を植え込みに設置した業者も、「この国はバカの国」と思わなかっただろうか。 「植え込みに常時潜んでいる監視員がその行為を見つけた場合、即座に罰金100万円を徴収します」ぐらいのこと書かない限りポイ捨てはなくならないだろう。 東京都第七建設事務所も成城警察署も監視カメラ設置する予算がないからといって、こんなバカ看板でお茶を濁そうなど笑止千万。 事実植え込みは相変わらずゴミだらけ。 捨てるドライバーも大バカだが、取り締まる側もバカ。 これはもう「世田谷環八中央分離帯ポイ捨てバカ戦争」である。
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by theshophouse | 2005-03-13 23:02 | Critique | Comments(0)
素人に訊いた方がマシな映画の感想
 新聞に載っている映画の広告を見ていると、各映画のスペースごとにその映画を先行試写で観た著名人の感想が載っています。 もちろん配給する会社が人選してギャラを積んでコメントを頼むわけで、そこにネガティヴな感想などはありえないのですが、中にはネガティヴとまではいかなくても、ギャラ積んでまで書いてもらうようなコメントでもないなあ、というのもあります。 最近の夕刊紙面で良い例と悪い例があったのでちょっとご紹介してみようと思います。

b0045944_23412366.jpg映画 : 「レイ」
概要 : レイ・チャールズの生涯を描いた伝記的映画
コメンテーター : 渡辺謙
寸評 : ハリウッド俳優の風格からか、コメントにも重厚感が漂う。
コメントが単なる感想ではなく、いかに自分がこの映画にひきこまれたかをさりげなく表現。
ジェイミー・フォックス演じるレイ・チャールズをスクリーンで観てみたい。
b0045944_23415566.jpg映画 : 「アナコンダ2」
概要 : 大蛇パニックもの
コメンテーター : 畑正憲+小向美奈子+天山広吉
寸評 : 数で勝負だが、3人合わせても渡辺謙のネームバリューには敵わない。
動物作家は幼稚園児並みの感想、アイドルは自分の嗜好の表明、プロレスラーに至っては自分の得意技の披瀝と、三者三様のバカっぷり。 っていうか、これを活字にした担当者、やる気あるのか?
配給元はこの映画、既に捨ててると思われる。

 配給会社様、予算はあるでしょうが、コメンテーターの人選は慎重に。
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by theshophouse | 2005-03-12 23:46 | Movie | Comments(0)
たまちゃんの床運動
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 いつの頃からか、たま吉は床で遊ぶようになりました。 まるで鳩みたいに床をつついては歩き回り、大好きな遊び道具、ティッシュ玉と戯れています。 それはそれで可愛いのですが、うっかりふんづけてしまわないか心配です。
 たま吉の場合、週末は店番もしているので、接客用語から教え始めたのですが、やっぱり一番最初に覚えたのは「いらっしゃいませ」でした。

【たまちゃんのおしゃべり解説(ボリュームを大きめにしてご覧下さい)】
23秒→
いらっしゃいませ、いらっしゃいませ。・・・・・・いらっしゃいませ。ありがとうございました。またお待ちしております。たまです。・・・たまきちくーん、大丈夫か、大丈夫か?
52秒→
いらっしゃいませ、いらっしゃいませー。・・・・ちーたま、ちゅちゅん(電線音頭の冒頭部分)。
1分6秒→
たまきち。・・・こんにちわ、・・・たまきち、はいはい。
最後は花粉症の僕のくしゃみに驚いて逃げる。

たまちゃんの動画を観る(MPEG4/90sec)
最新版のQuick Timeをダウンロード
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by theshophouse | 2005-03-11 20:54 | Iiko et Tama | Comments(0)



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