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BLUE, BLUE, BLUEMAN !!!
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 一昨日、ブルーマン東京公演を観に行った。 16年来の夢がついに叶った夜だった。
 芋洗坂を下りきると、いつの間にかそこにはブルーマン専用劇場であるインボイス劇場へと続くエントランスがあった。 非常階段のような外階段を4階まで上ると、天空に架かる橋へと辿り着く。 その先に忽然と劇場がその姿を現した。 思わずここが六本木のど真ん中であることを忘れてしまう。 幻想的な導入部。 さすがブルーマン、つかみは完璧だ。
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 中に入ると、ブルーマンカフェとブルーマンのグッズショップがあったので、すかさずDVDなど数点を購入。 座席は前から4列目のポンチョシート。 ブルーマンがそのパフォーマンスの中で使用する水性塗料などが前の方の客席に飛び散るので、それを防護するためにあらかじめ前から4列目のシートまでに備え付けられている。
 いよいよ開演。 ネタバレなしなので詳細は書かないが、そのステージはパフォーマンスだけあって、舞台と客席に境界はまったく感じられない。 観客はいつ自分がブルーマンの手によってステージの上に連れて行かれるかドキドキワクワクしながらショーに「参加」している感覚だ。 実際僕の隣の隣の女性はブルーマンに拉致されてしまった。 あとほんの少しだけ席が通路側だったら・・・ホッと胸を撫で下ろすと同時に悔やまれる瞬間だった。
 大仕掛けなステージセット、何の変哲もない工業製品を使ったオリジナルの打楽器によるライブサウンド、仕上がりだけはジャクソン・ポロックばりのアクションペインティング、最新鋭の映像機器を駆使した視覚効果、観客を巻き込んだ即興性、そのすべてはまったく他に類を見ないものだが、強いて日本のものに例えるなら、電撃ネットワークと明和電機とマルセ太郎をごちゃ混ぜにして青く塗りつぶした、といったところか。 少なくとも概略としては当たらずも遠からじという気がする。
 とにかくここでバラしてしまうのは気が引けるので、実際に自分で「参加」してそのすべてを堪能し尽くして欲しい。 もしあなたが地方に住んでおられる方であったとしても、ブルーマンを観るためだけに東京に来る価値がある。 それだけは僕が保証する。
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 終演後、出入り口付近のカフェとショップのスペースはさながらブルーマンとオーディエンスのミックスゾーンと化していた。 そう、観客の「出待ち」をしていたのはブルーマンの3人とバンドメンバーの方だった。 カーテンコールを終えた後、観客を「お見送り」するためすかさず駆けつけたようである。 たちまちブルーマンに群がる無数の携帯カメラの液晶ディスプレイ。 気軽に撮影に応じるブルーマンは、やはりただの一言も発してはいなかった。
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ブルーマン入国審査中!
Blue Man Group (ブルーマン公式サイト)
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by theshophouse | 2008-01-18 01:35 | Non Category
クリスマスツリー
 ヨメにIKEAでクリスマス用のモミの木が1,990円で売っていると教えられ、先週「同業者」としてのプライドなどかなぐり捨てて、臆面もなく買いに行った。 もっともこの場合の同業者はインテリアの店のオーナーではなく、植木屋が正しい。
 このモミの木、ただ売られているわけではない。 シーズンが終わり、来年の1月の指定された期間に店で引き取ってくれるというのである。 しかもその際に1,990円分のギフトカードが貰えるという、年末売り上げノルマ達成のための捨て身の作戦とも慈善事業ともバラマキ政策ともとれるようなキャンペーンなのだが、この際騙されたと思って乗ってみた。
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 元来、自宅にクリスマスツリーなどというガラでもない。 従ってモミの木というものと接する機会もそうはないわけだが、さすがに生木は香りがいいものだ。
 専用のスタンドを490円で購入。 残念ながら、こちらは来月店に返却してもキャッシュバックされることはない。 極論するとこのキャンペーンは、この専用スタンドに1,500円分のギフトカードをつけてタダで配っているようなものである。
 北欧の人が考えることはよくわからない。
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 で、ヨメが飾り付けた「使用中」のツリーがこれ。 いつもは奥にあるフェイジョアの鉢植えに使っている照明を移設してライトアップしてみた。 シックにするため、一般的なイルミネーションは敢えて使わないとのこと。
 東京の街中にも様々なクリスマスツリーが見られるが、僕が見た中で一番印象的だったのは、青山のエイベック○本社ビルの前に立っていたツリー。
 運んだ人、飾り付けた人、乙。
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by theshophouse | 2007-12-13 01:25 | Non Category
追悼 黒川紀章さん
 福田康夫が自らの政権運営のスローガンを「自立と共生」としたことについて、民主党党首であり中国共産党の犬である小沢一郎は、「ずっと昔から僕が使っていた言葉を何かおっしゃっているみたいに感じた」と皮肉った。
 僕に言わせればこの二人は黒川紀章の造語である「共生」という概念の追随者であり二次的な使用者に過ぎない。 「目糞鼻糞を笑う」である。
 その黒川紀章氏が逝った。 僕が生まれる前から「メタボリズム(新陳代謝)の建築」を提唱し実践していた黒川紀章。 今やこの言葉はメタボリック・シンドロームへと変容し、下っ腹に贅肉を抱える人々を戦慄させている。 建築は言うに及ばす、言語感覚にも天賦の才のある人だった。
 学生の頃、夜デートで天神界隈を歩いていた時、ふと福岡銀行本店のテラスに彼女を誘ったことがある。 銀行の敷地内であったそこには植栽とベンチがあり、恋人たちが愛を語らうには絶好の場所だったのだが、夜間で立ち入り禁止のロープを乗り越えて「侵入」した僕らは、ベンチにゆっくり腰を落ち着けるほどの猶予も与えられず、警備員によって排除された。 もしあの時僕らにベンチを温めるのに十分な時間が与えられていたら、今のカミさんと一緒になっていたかどうかはわからない。
 ある程度の規模の建築がその敷地の一部を公共に開放するということは、今では決して珍しいものではないが、この建築がお目見えした1975年当時、それが巨大なピロティによって雨の当たらない半戸外の空間として計画されたことは極めて画期的な事であった。
 黒川はこのテラスをビルの内部と外部の間のグレイゾーン(中間体)と考えた。 伝統的な日本建築における縁側のように、建物の内と外の境界線に位置し、その両者が溶け合う曖昧な空間と位置づけたのである。 それはメタボリズムの建築から共生の建築へと歩んでいった黒川が提示した自身の転回点だった。
 ただ、黒川の目論見は外れ、このテラスが人々で賑わうことはなかった。 圧倒的な引き算によって生まれた見えない空気のマッスが凝縮された大空間は、地方銀行本店という権威主義の記号をまとい、人々の接近を拒む広場になってしまった。 それゆえに当時の僕らのようなアウトサイダー的「闖入者」にはもってこいの場所だったのだが。

 建築にさほどの興味のない人の多くは、彼の名前ぐらいは知っていても、彼の顔を見て言葉を聞いたのは先の都知事選が初めてだったかも知れない。 その選挙戦において彼の言うことはいちいちユーモアに溢れていて、旧来の政治家然とした他の候補者とは明らかに一線を画すものだった。 ただ多くの都民はそのズレを何か奇異な物を見るように捉え、失笑のうちに自らを納得させようとしていたとしか思えない。 彼がかつてないほどの熱情をもって真剣に政治の世界に立ち入ろうとしていたにも関わらず、我々はそれを真に受けようとはしなかった。 それはちょうど福岡銀行本店のテラスが人々の集う場所にならなかったことにも似ている。
 芸術家が正当な評価を得るのに必要な時間は、時としてその人生の長さを超えることがある。 建築家としては輝かしいキャリアを積んできた彼が、その最晩年に政治の世界で夢想したいくつかの理念。 彼に残されていた時間はそれらが評価されるにはあまりにも短いものだった。

 黒川紀章氏のご冥福をお祈りいたします。
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by theshophouse | 2007-10-14 01:42 | Non Category
RATTAN BASKET SALE ▼ 8/2~8/14
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 暑中お見舞い申し上げます。
 店頭では定番のラタンバスケットを中心に、涼しさを演出するインテリアデコレーションをご提案しています。 期間中に限り一部のラタンバスケットを30%OFF、その他のラタンバスケットは全て10%OFFでお買い求めいただけます。
 皆様のご来店を心よりお待ち申し上げております。


THE SHOPHOUSE
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by theshophouse | 2007-08-03 01:25 | Non Category
地獄のヘルメット
b0045944_220646.jpg 有栖川公園とナショナル麻布スーパーマーケットの間の坂を上り、交差点を右折するとフィンランド大使館がある。 丁稚時代、よく「お使い」に行かされた馴染みのエリアだ。 その大使館の隣に建設中の物件に商品を納めた。 外人向けの賃貸マンションの棟内モデルルームである。
 納品口にクルマを停め、現場に居る女性担当者の携帯を鳴らす。 ほどなく彼女は外へ出て来た。 薄汚れた青いヘルメットを片手に。
 「まだ工事中なので、部屋の中に入るまではこれを被ってもらわなきゃダメなんです。」 彼女は申し訳なさそうに言う。
 「○○さん(僕の名前)、ヘルメットなんて被ったこと、あります?」
 見損なってもらっては困る。 僕はかつての組立工のバイト時代、入る現場によっては毎日のようにヘルメットを被っていた時期もあった。 経験のある方ならおわかりだろうが、夏場に空調のない場所で作業をする際など、ヘルメットを被る前に頭にタオルを巻いてから被らないと、やがて滴り落ちてくる汗で仕事にならないものである。
 「もちろんありますよ。」 僕はふたつ返事でヘルメットを受け取ると、装着してあごひもをかけようとした。 その時だった。 
 ヌルッとした感触が両手指に走った。 指を見ると、黒いタール状のものが無数に付着しているではないか。 僕は慌ててヘルメットを脱ぎ、その内側を確認してみた。
 ヘルメットの内側には、衝撃を吸収するため、頭部が直接樹脂製のヘルメット内殻に触れないように発砲スチロールが貼られていたり、頭部をホールドするバンドが十字型に取り付けられているのだが、そのすべてが黒いタール状でドロドロになっているのだ。 もちろん異臭も漂っている。 これはキツイ。
 おそらくこのヘルメットがここまで腐食してしまった原因は、約10年ほど過酷な夏の炎天下と冬の酷寒での作業を繰り返し、たった一度の洗浄すら行うことなく、時には地面に放り投げられ、時には風雨に晒された挙げ句に熟成していった結果だと思われる。 ただ僕は、そのことを言下に否定するものではない。 ヘルメットとは多くの場合そのように扱われる運命なのである。 問題なのは、なぜそのような「10年物」が、この僕が建物に入場する際にあてがわれることになったのかという、まさにその一点である。
 女性担当者自身は白く光り輝くキレイなヘルメットを被っていた。 仕事で現場に入る機会の多い彼女である。 おそらくは自前のものであろう。 彼女が、一目見て「ヤバい」とわかるこの薄汚れた青いヘルメットではなく、もう少しマシな代物を僕に持ってきてくれていたら・・・。 彼女を恨んではみたものの、仕事を貰っている立場上、そんな些事をいちいち口に出すわけにはいかなかった。
 意を決した僕はヘルメットを被り直した。 僕の頭部の体温で、ヘルメット内部に年月をかけて堆積していたおぞましい物質が覚醒し、惜しみなく異臭を送り出してくる。 一方、あごひものヌメヌメ感はえもいわれる恍惚をもたらし、僕は思わず喜悦の声を上げそうになった。

 帰りに金物屋によってヘルメットを買い、家に帰って頭を死ぬほど洗った。
 このように、普通の生活を送っていても、或る日突然誰もが「地獄のヘルメット」に出会う可能性がある。 僕の場合はそれが昨日だったということだ。 今から思えば、ヘルメット(HELMET)の「ヘル」はまさしく地獄(=HELL)を表しているに違いない。
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by theshophouse | 2007-07-03 22:09 | Non Category
ブルーマン入国審査中!
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 今日、仕事でヒルズに行った帰り、テレ朝のところの交差点の赤信号でクルマを停車させて驚いた。 真正面に見えるビルボードに「ブルーマン入国審査中!」と書いてあるのだ(ビルボードの画像はこちらのブログで)。
 「まさか! あのブルーマンが日本にやってくるというのか!?」 思考停止に陥っていた僕を覚醒させたのは後続車のクラクション。 信号はとっくにに変わっていた。

 ブルーマン。 それは僕が世界中で一番観たいショーだ。 今から15年ぐらい前、NYでブルーマンを観てきた友人が興奮気味に語る彼らのステージの様子は、これ以上ないくらいそそられるものだった。
 体中を青く塗りたくった3人の男たちが、終始一言も発しないなかで繰り広げる奇想天外・抱腹絶倒のパフォーマンス。 その日からブルーマンは僕の心の一隅を占めることとなる。
 当時まだ日本でブルーマンの存在はほとんど知られていなかった。 今すぐNYに行きたい。 でもお金も時間もない。 僕は苦労してブルーマンの記事が載った「METROPOLIS」を手に入れ、辞書を片手に和訳し、彼らについての情報を集めた。
 時あたかもバブルの真っ只中。 それまでは雑誌やテレビでしか見ることができなかった海外の大物アーティストが続々と日本を訪れていた。 もとよりパントマイムがベースにあるブルーマン。 言葉の垣根はない。 「そのうちきっと日本にも来るだろう」と高をくくっていたが、未だに実現していない。 彼らはホームグラウンドであるオフブロードウェイの「Astor Place Theatre」のほか、ラスベガスなどで公演するのみである。
 2000年以降、「ペンティアム3」と「ペンティアム4」などのCMで日本のお茶の間にも初お目見えし、知名度も高まりつつあるが、日本公演が実現しない最大の理由は、ブルーマン専用劇場の建築が難しいためとされる。 まさかその専用劇場がテレ朝前の遊閑地にできるというのだろうか。 日本公式サイトも立ち上がった今となっては、にわかに現実味を帯びてきた。
 月日は流れ、いつの間にか店など始め、もはやNYになどそう簡単には行けない身となってしまった今、アメリカの公式サイトでTシャツなどを購入し、DHLで送られてくる商品に胸をときめかせていただけの「ブルーマンを観たことがないブルーマン教徒」の生活に終わりを告げる時がやってくるのだろうか。 続報が待たれる。 本当にブルーマンが日本に来てくれるのなら、かけがえのない愛息・たま吉を質に入れてでも観に行きたい!
 まずは彼らが入国審査にパスしてくれるのを願うばかりだ。


ブルーマン公式サイト(音が出ます)
Blue Man Group
Blue Man@YouTube
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by theshophouse | 2007-06-04 20:41 | Non Category
Ashes and Snow
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 先週の水曜日、妻に誘われてお台場のノマディック美術館で開催中のグレゴリー・コルベールの「Ashes and Snow」展を観に行った。 このノマディック美術館はこの展示のために期間限定で建てられたもので、坂茂(ばん・しげる)氏のデザインによるもの。 紙管と20フィートのコンテナが織り成す幻想的な空間である。
 このノマディック美術館はニューヨーク、サンタモニカを経由して、この東京が3番目の「出現地」。 152個のコンテナはすべて東京都港湾局からレンタルされており、会期終了時に返却される。 紙管をなどすべての部材はすべてリサイクル可能な材料でつくられているという。 極端な話、この建築を見るためだけにでも足を運ぶ価値はある。
 グレゴリー・コルベールはカナダ人のアーティスト。 たいした予備知識もなかったので、僕は彼の作品が写真なのか絵なのかもよく知らなかったのだが、それは写真だった。 しかもデジタル処理などは一切行われておらず、この写真家がファインダーの中に見たままのシーンが大判の和紙にプリントされている。 この和紙は「阿波和紙(あわがみ)」という徳島の手漉き和紙で、会場では5.1m×2.4mのサイズが使われている。 コルベール氏がその質感を気に入り、98年の展示から使っているという。
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 作品のテーマは「自然と動物と人との交感」である。 会場のあちらこちらで上映されている映像作品も、写真のメイキングかと思いきや、独立した作品なのだという。
 この映像作品を見る限り、写真がCGや何らかのデジタル処理されて「つくられた」ものでないことは一目瞭然である。 つまり、和紙の上に定着したイメージは、紛れもなくカメラの前で実際に起こった出来事であることがこの映像作品によって裏付けられている。 ちなみに映像作品の日本語版のナレーションは渡辺謙(英語版はローレンス・フィッシュバーン)が担当している。
 うがった見方をすれば、草一本ない荒涼とした砂漠にチーターや象がじっと座ったりしているはずはないし、亜熱帯のジャングルの沼に浮かぶ小船の中にオランウータンやアリクイが人と同乗することも非現実的ではある。 僕と妻が出した結論は、「しかるべく調教された動物たちを、彼らにとっては故郷でありながら、初めてかもしくは久しぶりに訪れた自然のなかで、「きょとん」としているような時にモデルやダンサーの人々と一緒に撮影を行なった」というものだったが、あんまりそういう下世話な事を考えずに作品世界に身を委ねるに越したことはない。
 すべての作品は膨大な時間を費やすことで奇跡的な瞬間やシークエンスを捉えたものばかりであり、それが人為・作為的か否かを論じるのは無意味なことである。 アートは究極の作為なのだから。
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 余談になるが、会場の中で目についた壁紙があった。 スタッフの方に尋ねると、スリランカでつくられた再生紙で、使い終わった紅茶のティーバッグを開いて茶葉を取り出し、乾燥させて貼り合わせたものだという。 暖かみのあるテクスチュアが印象的だった。
 会場内の撮影はできなかったので中をお見せできないのは残念だが、今回の展示に阿波和紙を提供した和紙製作者の方々のブログで少し見ることができる。

Gregory Colbert【紙漉き徒然】
グレゴリー・コルベール「ashes and snow」【たみこの日記 アワガミファクトリー編】

 会期は6月24日まで。 時間がない、遠くて行けないという方は、オフィシャルサイトでもけっこう作品が観れたりします。

Ashes and Snow
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by theshophouse | 2007-05-16 01:02 | Non Category
ロスト・シティー
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 取引先であるLIVING MOTIFのパーティーに行ってきた。 先週までイベントをやってた六本木ヒルズといい、その少し前には妻が個人邸の買い付けとディスプレイの仕事でミッドタウンに行っていたこともあり、このところ何かと六本木づいている。
 僕のなかでは未だにハードロックカフェとかアマンドとかガスパニックとかハンバーガーインとかピットインとかニコラスとか青山ブックセンターが六本木の代名詞だが、そうしたなかにはもう姿を消したものもある。
 パーティーで久しぶりに旧知の塚本君に会った。 RIDDLE DESIGN BANK代表で、駒込で「MARKTE」という雑貨店をやっているのだが、ビルのオーナーが変わり、そのせいで近々小伝馬町に引っ越すのだという。
 東京のことを「常に変化し続ける都市」なんて言う人もいるが、正確には「常に喪失し続ける都市」である。 うろ覚えだが、昔読んだ荒俣宏の本にそういうことが書いてあった。 結局人間は誰しもが自分との関わりにおいて街を把握しようとする。 いつものカフェ、行きつけのバー、なじみの定食屋。 人はそんな「点」と「点」を線で結び、やがて二次元、三次元と街の様相を頭の中のキャンバスにスケッチしていく。
 僕が東京に出てきてからもう20年になるが、僕がその狭い行動範囲のなかでそれなりに築きあげてきた東京という街の個人的な頭の中の地図は、次々と欠落していくパズルのピースのおかげで改訂を繰り返すことを余儀なくされ、常に未完成の状態である。 その空白部分にこそ東京の魅力が詰まっているのかも知れない。
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by theshophouse | 2007-05-12 02:29 | Non Category
七つのブログを持つ男
 このところ少し更新がおぼつかなくなってきている。 というのも、軽い気持ちで始めたもうひとつのブログの方がネタに困らないせいでほぼ毎日更新している有り様で、休みの日で家にいる時など一日に3回更新したりすることもある。 まさに主従が逆転してしまっているのである。 ご来訪者の数もこのブログの数十倍に及ぶので、やはりたくさん見ていただいている方に力が入ってしまうのは人情である。
 ブログというと、やはり個人のプライベートを晒す日記が主流だが、僕個人は「そんなものは自分で書いて自分が見ればそれでいい」と思っているので、ここに書く以上は基本的に人様に見ていただく為に書いている。 したがってそれなりに何かの出来事やきっかけがないと、エントリーするに至らないのである。 
 過去にもこうした「停滞期」はあったのだが、そうした時には必ずサッカー日本代表の試合があったりするので、その感想を書くだけでエントリーできた。 しかし、現在日本のサッカー界はオフシーズンに当たり、そうした数少ないきっかけも失われているのである。
 このブログは、1998年ぐらいからやっていた自分の仕事のウェブサイトの端っこに書いていたコラムのようなものをそのままブログに移転させている。 移転当所は「ブログだから」とマメにエントリーしていたのだが、もともとは月イチぐらいしか書いていなかったので、元々のペースに戻ったと言うこともできる。
 複数のブログを運営するのは大変な事だと思い知った次第だが、世の中にはとんでもない人もいて、最近なじみにしている、店の近所の焼鳥屋のオヤジさんはブログを7つもやっているのだという。 店のホームページには5つしかリンクしてなかったので5つだとばかり(それでさえ非常に多いのだが)思っていたが、先日店で訊いてみると7つだという。
 なにせ店の割り箸を入れる紙の箸袋にも「鳥へい日記 http://torihei.exblog.jp/」とブログのアドレスが印刷してあるぐらいなのだ。 ちなみにオヤジさんのブログ、店ネタ中心の「鳥へい日記」の他に、人生日記、江原啓之の「オーラの泉」についてのブログ、趣味でやってるという太極拳のブログ、教育論などがある(あと二つは未確認)。 二つぐらいで音を上げてるようでは笑われそうだ。
 ちなみにこの「鳥へい」、焼鳥と釜飯が美味しい。 釜飯フリークの僕としては、焼鳥に釜飯という組み合わせは至福なのである。 経堂にお越しの際はぜひお立ち寄り下さい。


世田谷経堂の居酒屋 鳥へい
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by theshophouse | 2007-02-14 18:29 | Non Category
ようつべマンセー
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 インターネットの世界のヒット商品。 2004年がブログで、2005年がミクシィだとしたら(異論はおありでしょうが)2006年は間違いなくようつべだろうと思う。
 ようつべの登場でいろいろな動画を容易に検索して閲覧することが可能になった。 このブログでも春先にWBC(ワールド・ベースボール・クラッシック)で盛り上がった頃からたびたび紹介させていただいたが、動画を観るツールとしては非常に使い勝手が良く、最近では似たようなスクリプトを使って各ブログサービスでも動画を記事中に表示できるようになってきた。
 このエキブロでも動画が扱えるようになったのだが、大本営の検閲が厳しく、著作権がからむ動画はまず表示されないので、ネタ重視のブログにおいてはあまり利用価値がない。 おまけに軽いのが取り柄だったエキブロはそれによって「やや重」になってしまい、現状では百害あって一利なしである。
 そんなこんなで、やはり動画を観るのはようつべになってしまうのだが、最近ハマっているのが懐かしの特撮ヒーローものの動画を観ることである。 昔やってた「テレビ探偵団」じゃないけれど、こういうのを好きな時に観れるというのはなかなか貴重だと思う。
 で、このさい僕がほぼリアルタイム(一部再放送あり)で観たそれらの特撮ヒーローものの動画をご紹介しようと思う。 よくテレビでやる「懐かしのアニメ+特撮」系の番組などではあまり紹介されないようなものを中心に集めてみた。
 僕は1966年生まれだが、同世代の方にはしばし童心に帰っていただければ幸いである。 お若い方には「ジジイがノスタルジーに浸ってるよ」と嘲笑していただければ本望です。

※以下、タイトルをクリックするとYouTubeの動画が再生され、音が出ます。

【マグマ大使(1966)】
原作 : 手塚治虫 のちにマグマ大使には長男「ガム」が生まれたのですが、これは番組スポンサーがロッテだったから。

【仮面の忍者赤影(1967)】
青影の「だいじょ~ぶ」ポーズ、ガキの頃よくやったものです。

【キャプテンウルトラ(1967)】
音楽 : 富田勲、監修 : 都筑道夫、出演 : 小林稔侍(キケロ星人ジョー役)という、今にして思えば豪華過ぎる陣容。

【ジャイアントロボ(1967)】
原作 : 横山光輝 まあ、どうみてもスフィンクスのパクリなわけですが・・・。 ちなみにこのジャイアントロボの動力は原子力。 当時のブサヨからクレームはつかなかったのでしょうか?

【スペクトルマン(1971)】
宇宙猿人ゴリが怖かったのと、スペクトルマンの当時のヒーローとしてはかなり地味めでアーシーなカラーリングがなんとも言えなかった。

【シルバー仮面(1971)】
ロボコップを初めて観た時、以前どこかで見たような・・・と感じた疑問が、この動画を観て氷解しました。

【ミラーマン(1971)】
鏡がない時、水面でも変身できるミラーマンに子供心に「ずるい」と思った僕、インベーダーという言葉を知ったのがこの特撮ドラマでした。

【愛の戦士レインボーマン(1972)】
『インドの山奥でんでんかたつむリンゴは真っ赤かあちゃん怒りん僕は泣いちゃったんたん狸の金(以下自主規制)』
このレインボーマンの替え歌、日本全国津々浦々さまざまなパターンがあるみたいです。 でも絶対僕のバージョンが元祖ではないかと、さしたる根拠もなく確信しています。 ちなみにうちのヨメは『インドの山奥でんでん伝六豆うまいまめだかの学校は川のなからすなぜ鳴くのカラスは山に~』だそうです。
参考 : レインボーマン御当地替え歌集

【死ね死ね団のテーマ(1972)】
レインボーマンの敵役。 この死ね死ね団の設定はあまりにリアリティがありすぎて怖い。 それにしても当時よくこの曲が放送禁止にならなかったものだと思う。 レインボーマンはいずれ再評価されて然るべきだろう。 近い将来、レインボーマンの大ブーム到来の予感。 作詞は後に故竹下首相のブレーンとなる民族派活動家の川内康範。

【ジャンボーグA(1973)】
セスナがロボットに変身するという異色の特撮ヒーローもの。 のちにホンダZが変身するジャンボーグ9も登場したが、当時あの水中メガネのようなリアウインドウのデザインが本当に格好よかった。

【クレクレタコラ(1973)】
当時瞬間的ではありましたが爆発的に流行った記憶があります。 フィギュア持ってました。

【ザ・カゲスター(1976)】
このカゲスター、とにかく格好悪かった。 日本の特撮モノには希少なダーティー・ヒーロー。

番外編

【キーハンター(1966)】
【キーハンター(後期)】
原作 : 都筑道夫ほか 後の「Gメン’75」につながるオトナ向けハードボイルド志向のドラマだったが、なぜだかこれはいつも観ていた。 圧倒的に格好いいテーマソングは当時いつも口ずさんでいた記憶がある。

【009ノ1】
観たことないんですが、キャスティングがなかなかいい。 タイトルは「くノ一」をもじったものということいで女スパイの話。 納得。 現在、T豚S系で深夜アニメとして放送中とのこと。

【太陽にほえろ! 歴代刑事大集合】
これは見ごたえあります。
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by theshophouse | 2006-12-01 02:10 | Non Category



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