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カテゴリ:蹴球狂の詩( 111 )
gdgd、されど貴重な勝ち点3
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 見ての通り、バーレーンは大した戦術もなく、ラフプレーばかりのへっぽこチームだった。 3次予選の際こんなチームに負けた我らが代表も相当お粗末だったとあらためて思う。 
 W杯最終予選バーレーン戦。 日本は3対2で「辛勝」した。 後半40分までの楽勝ムードはどこへやら。 最後は一人少ない相手に押し込まれっ放しのなかで終了の笛を聴いた。
 立ち上がりの15分はいいサッカーをしていたと思う。 4-2-3-1も機能した。 人もボールも動いていた時間帯もあった。 だがそれも長続きはしない。 もっとも気温30度を超す過酷なコンディションのなかでの試合である。 むしろ行く時と行かない時のメリハリがあったと見るべきだろう。 前半18分に中村の見事なFK、同44分にはPK職人・遠藤のコロコロPKが決まってリードし、試合の主導権を握った。
 後半はバーレーンが攻勢に出る。 中盤での日本のプレスの網を避け、後方からロングボールを蹴ってきたが、中澤と釣男が跳ね返す。 耐える時間帯が続いたが徐々にペースを取り戻し、逆にバーレーンは退場者を出して自滅モードに。 後半32分には長谷部と田中達也がともに決定的なチャンスをバーに当てる大失態を犯して嫌な空気を醸し出したが、松井に代わって起用された中村憲剛が40分にミドルシュートを決めて3対0とし、試合を決定づけたはずだった。
 ところがやはりああいうところで決めておかないとあとで借りを返す破目になる。 後半42分、右サイドからのミスキックとしか思えない低いクロスを、その直前に長谷部に代わって入っていた今野がエリア内で豪快にスルーし、そのまさかのスルーに釣られるように内田の対応も遅れ、相手14番にフリーでボールを渡してしまい1点を献上。 この1点によってやや雲行きが怪しくなりはしたものの、この時点ではまだバーレーンの闘争心に火が点いたわけではなかった。
 バーレーンは続けざまにダメ元のロングボールを放り込むぐらいしか手がなかったが、これまでそれを跳ね返し続けてきた釣男が頭でまさかのバックパス。 飛び出してきていた楢崎との連係が合わずにオウンゴールとなって3対2。 2分前までの楽勝ムードは完全に吹っ飛び、一人少なくなって自滅モードに入っていたバーレーンの選手たちも突如ガソリンを注入されたかのように前がかりになってきた。 一方、後半40分まで自信に溢れたプレーをしていた日本代表は、今や流通経済大の2軍に敗れた時の「代表史上最弱」チームに変わり果てていた。
 
 最後のドタバタの原因は中澤と釣男のラインコントロールに起因すると思う。 たしかにアウェーでの大事な初戦である。 極力リスクを廃したやり方に徹することも必要だったとは思うが、後半はロングボールを蹴られ続けることで最終ラインがズルズルと下がり、ペナルティエリア内に入ってしまうことも多く、最終ラインとボランチの間に生まれたスペースをA・フバイルに使われてシュートを許す場面も見られた。 後半40分の今野の投入はそのスペースを埋めて繋ぎ役に徹する、まさに守備固めのためだったはずだが、今野はその仕事を全うすることができなかった。
 そもそも後半の20分過ぎから相手は一人少ない状況だったのである。 もう少しコンパクトな布陣を保つことも十分可能だったはずだ。 それができないのは、今の日本代表に明確なコンセプトが存在しないことを表しているのかも知れない。 結局最後の最後で日本はまたもバーレーンのやり方に合わせるという前回と同じ轍を踏むことになってしまった。
 とはいえ、大事なアウェーでの初戦で勝ち点3をもぎ取ったことは評価すべきである。 もはや岡田政権下の日本代表にオシム時代の華麗?なサッカーなど誰も期待してはいまい。 泥臭くても、愚直でも、お粗末な内容でも、ただ結果を出してくれさえすればそれでいい。

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追記(9/8)

 あの中東産油国御用審判として名高いマレーシアのサレー主審がまたやってくれました!
 2010年W杯アジア最終予選、日本と同じA組のカタール対ウズベキスタン戦。 カウンターを仕掛けたウズベキスタン。 左からのスルーパスに反応してエリア内に侵入したゲインリヒがタックルで倒される。 全地球的にPKが宣告されるはずのこのシーンでも、サレー主審は倒されたゲインリヒに毅然とシミュレーションのイエローカードを出した。(2:00~3:01あたり)
 実況の慌てっぷりも凄まじいw
 「またやってるな」と思いつつ、動画を見直してみたが、カタールの1点目のFKが決まるきっかけになったファウルの判定も、その判定自体に異論はないが、イエローまで必要なほど悪質なものだったとは思えない。 まあ掴んでるっちゃあ掴んでるけどw(0:15~1:47あたり)
 このサレーの野郎、日本と中東勢の試合でも笛を吹く可能性がある。 その時には対戦相手以上の警戒が必要になるだろう。



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by theshophouse | 2008-09-07 16:52 | 蹴球狂の詩 | Comments(8)
接近・展開・連続・玉砕
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 ウルグアイとの親善試合。 久々の代表戦である。
 ここでは基本的にフル代表の試合についての雑感を書いており、U-23 など下のカテゴリーについては自分がスタンド観戦した試合など特別な場合を除いて書いていない。 したがって北京国際運動会での彼らの戦いぶりについても当然書いていないのだが、最初から書かないと決めていたわけではなかった。 選ばれた代表メンバーを見て、正直勝ちにいっているとはまったく思えなかったからである。
 選ばれたメンバーは、反町監督が直近のトゥーロン国際での実績を偏重したせいか、僕のアイドルである柏木陽介をはじめ予選突破の功労者の多くが本戦に出られないという結果になり、それに加え、3人まで認められているオーバーエージ枠が結果的にまったく使われなかった。
 当初召集予定だった大久保と遠藤だが、大久保は所属クラブが出し渋り、唯一召集された遠藤はウイルス感染症でダウン。 その後代わりの選手が新たに召集される気配もなく、反町ジャパンはヌルっと北京に乗り込んだ。 強豪アルゼンチンはリケルメ、ブラジルはロナウジーニョ、オランダはマカーイなど本気の陣容なのにも関わらずである。 フットボールの世界ではただでさえ弱小国の日本が、その限りある人的資源をフルに活用することなく国際舞台に登場し、そのうえメダルを狙おうというのだからこれほど虫のいい話はない。
 結果的に日本代表はグループリーグ3戦全敗。 すべて1点差負けで形の上では善戦したようにも見えるが、その実はフランスW杯同様、グループリーグでまだまだトップフォームに入っていない相手に対し全力で挑んだにも関わらず、実力差をまざまざと見せつけられたに過ぎなかった。 特に2戦目のナイジェリアなど、明らかにユルい戦いをしてきた相手にさえカウンター2発で撃沈した。 結局一番目立っていたのはその試合内容よりも成金ゴリラの空気の読めないビッグマウスだけだった。
 敗因はいくつかあるが、一番の原因はチームの核になる選手がいなかったこと。 本来なら梶山がその役割を果たすところだが、好調時とは程遠い出来だった。 代わってしゃしゃり出てきたのが成金ゴリラではどうしようもなかった。 やはり柏木が見たかった。
 またプレー全般が軽く、周囲との連係も良くなかった香川を使い続けたこと。 可能性を感じる選手ではあるものの、今回はまったくフィットしていなかった。 これも結果論になるが、代わりにフィールドにいたのが森崎だったら違う結果になっていたかも知れない。
 最後にFW。 体格で上回る相手にも通用していた豊田の高さと強さをいち早く見極め、軸に据えるべきだった。 谷口は確かに点も取れる中盤の選手だが、その彼のユーティリティー性を封印し、シャドーストライカーをやらせ続けた采配には疑問が残る。 同じ役割だけなら他にも選ぶべき選手がいたはずである。
 結局はいずれも指揮官・反町監督のオーガナイズに帰結する。 今となっては反町監督に「世界で勝つサッカー」というビジョンがあったかどうかすら疑わしい。 端から勝つサッカーではなく良いサッカーをしようとしていたフシすらある。 そして彼が目指した良いサッカーは、中国の高温多湿と凸凹のピッチに弾き返された。 それでも目指す良いサッカーは実践できた。 彼はそう感じているのだろう。 だからこそ「まったく悔いがない」などと言えるのだ。

 反町ジャパンの総括が思いのほか長くなってしまった。 フル代表のウルグアイ戦である。
 フル代表には弟分の不甲斐ない戦いを払拭するような試合をして欲しかったのだが、その願いは裏切られた。 岡田ジャパンは反町ジャパン以上に深刻である。 相手のオウンゴールもありスコアこそ1-3だったが、事実上0-5でもおかしくない試合だった。 それも試合前日来日したウルグアイ代表にである。
 一番の原因は布陣にあったと思う。 岡ちゃんはここ数試合で採用していた4-2-3-1から4-2-2-2に変更。 これは小野の起用も関係していると思われるが、2列目の小野と中村憲剛はほとんどピッチの中央でプレーし、サイドで数的優位をつくれなかった。 もともとボランチが本職の2人の後ろに控えているのが長谷部と青木という、これまたボランチの2人、そして左サイドバックがこれまたボランチが本職の阿部というのだから、ピッチ上には5人のボランチがいたことになる。 これだけパサーを揃えておいて、2トップは田中達也と玉田というどちらかといえば似たようなタイプ。 布陣と陣容を眺めてみてもまったく点が入る気がしない。
 試合はまさに予想通りの展開になった。 僕は岡田監督がこの試合に込めたものがまったくわからない。 唯一の収穫は、周囲との連係はまだまだとはいえ小野を使えるメドがたったということぐらい。 その小野も、どちらかといえば今日のように2列目ではなく中盤の底でその広い視野とパスセンスを生かせるような起用法が良い。 つまり日本代表はボランチばかりの集団と化しつつあり、トップや両サイドの人材難は深刻だ。 ロクにシュートすら打てない2トップに代わって大黒と山瀬が入り、チーム全体の前への意識は強まったが、逆にそこをウルグアイに突かれ、カウンターからたて続けに失点した。 両SBもそれぞれ失点に絡んだ。
 ウルグアイの強さの前に歴然とした日本の弱さ。 W杯最終予選は待ったなしである。 この敗戦を糧にできなければ、日本代表に勝機はない。
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by theshophouse | 2008-08-20 23:40 | 蹴球狂の詩 | Comments(12)
【QMK】バーレーンGK「急に巻が来たので」
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 どうやらバーレーンにとって埼スタは呪われた場所らしい。 
 バーレーンと埼スタで思い出さずにはいられないのが、2005年3月30日に行われたドイツW杯最終予選での試合。 引いて守るバーレーンのゴールをこじ開けられず、焦燥感がスタジアム全体を覆い始めた後半27分、ジーコジャパンはバーレーンの10番サルミーンの起死回生のオウンゴールによってドイツに一歩前進した。
 歴史は繰り返す。 あの時と同様、圧倒的にボールを支配しながら決め手を欠き、一方で時折繰り出されるカウンターや際どいミドルシュートに手を焼いていた今夜の岡田ジャパン。 既にグループリーグ突破は決まっているものの、最終予選に臨む日本代表に漠とした不安感が募りつつあったロスタイムにそれは起こった。
 相手のクリアボールを内田がヘディングでゴール方向に押し戻す。 ボールはゆるやかな放物線を描いてエリア内でワンバウンド。 相手GKにとって不運だったのは、明らかにボールへの反応が遅れながらも無理やり特攻してきた巻がその瞬間に自分の前を横切ったこと。 巻のトリッキーな動きに幻惑されたのか、その動きでボールが一瞬ブラインドに入って目測を誤ったのかは定かでないが、とにかくボールは呆然と立ち尽くすGKの上をあざ笑うかのように超えてネットを揺らした。 記録上は内田の代表初ゴールだが、実質的には巻のゴールと言っていい。 もっともその事は巻自身が一番良くわかっていたようで、直後に相手ゴールネットを鷲づかみして咆えていた。
 無論マトモなGKなら難なく処理しているボールである。 その重過失があの時間帯に起こってしまうのもこのスタジアムの魔力の成せる業なのだろうか。
 思い返せば埼スタでのW杯予選には終了間際やロスタイムのドラマがつきものだった。 ドイツW杯一次予選オマーン戦での久保、同最終予選初戦の北朝鮮戦での大黒の勝ち越しゴール。 それらはいずれも相手のクリアミスを得点に繋げたものだった。 そう、まるで今日の巻のエアゴールのように。
 このスタジアムで飽くことなく繰り返される奇跡のようなゴールを目にする時、やはりこの地には日本代表を守る「何者か」が存在していると考えるのが自然であり、そろそろスタジアム内の然るべき場所にロスタイム神社を建立すべきだろう。

 結果、岡田ジャパンはグループ1位で最終予選への進出を決めた。 結果を出したことについては評価に値するものの、内容には大きな不満と不安が残った。
 主力選手の数人を連れて来なかったバーレーンに対し、ボールは支配するものの、なかなかフィニッシュに至らない。 特に後半は内田と安田の両SBの裏のスペースを使われたり、中央でボールを失ってカウンターを喰らい、FKやミドルシュートでゴールを脅かされる。 経験不足の若手両SBを本気で使うつもりなら、ボランチの一枚には鈴木啓太のようにカバリングと運動量で勝負できる選手が必要だ。 でなきゃ危なっかしくてとても見ていられない。
 松井と長谷部の欠場は最終予選初戦での警告累積欠場を避けるための処置だが、ただでさえパサーばかりのこのチームからドリブルという推進力を奪った。 内田と安田にもライン際をぶっちぎる突破力はない。 中村と本田の二列目もピッチの中央でのプレーが多くなってサイドに起点ができない。 いきおい攻めは単調になり、バーレーンも時間を追うごとに日本の攻めへの対処の仕方を学習していった。
 ようやく日本の攻めに躍動感が感じられるようになったのは後半27分の玉ちゃんのシュートあたりから。 ピッチをワイドに使い、相手のクリアボールを拾って連続攻撃に繋げる。 早いテンポでパスが繋がり、玉ちゃんが立て続けにシュートまで持ち込むが、バーレーンもゴールを許さない。
 後半35分、岡ちゃんは巻を投入し、釣男を前線に上げて禁断のパワープレーに出たが、二人に効果的なボールが入る気配はない。 いよいよロスタイムに入り、ドローを覚悟した刹那の決勝ゴール。 それは3ヶ月前にマナマで日本が受けた屈辱をひとまず払拭するものとなった。

 目下のところ、岡田ジャパンはやはり守備から始まるチームである。 攻めてくる相手に対しては高い位置でプレスをかけてボールを奪取し、手数をかけずにフィニッシュに持ち込み、引いて守る相手に対してはサイドから崩すという青写真があるのはわかるが、いずれもフィニッシュの部分は個の力頼みで、オシムの時のように複数のプレイヤーが連動して崩していくスタイルは影を潜めた。 それでも後半27分からパワープレーを始めるまでの数分間には連動性を感じさせる攻めが見られた。 やはり活路はここにある気がしてならない。
 人数をかけてボールを奪いに行って、もし奪取できず相手に前にボールを繋がれたらどうするのか? サイドのスペースを消された時にはどう攻めるのか? 釣男と中澤のツインタワーでより破壊力を増したセットプレーはひとつの答えだが、それだけで最終予選を戦い抜くのは心もとない。
 オシム色を拭い去りつつある岡田ジャパン。 それでも彼らに必要なのはオシムが説いた連動性なのではないだろうか。


 巻のエアヘッド、キーパーのブラインドにすらなってないな…。
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by theshophouse | 2008-06-23 01:45 | 蹴球狂の詩 | Comments(6)
どうしようもない藤井アナの亡国実況と日本の両サイド
 試合が行われたラジャマンガラ・スタジアムは、僕が観戦するつもりだった昨年のアジアカップ、タイ対オーストラリア戦が行われた場所。 ちなみにこの試合、タイは終始アグレッシヴなサッカーを展開したが詰めを欠き、ヴィドゥカとキューウェルにチンチンにやられて0対4の大敗を喫した。 タイはホームでしばしば驚くべきパフォーマンスを見せるが、脆さも同居する。 今夜のタイはどっちのタイだろうか。

b0045944_128513.jpg 試合開始前から日テレの藤井アナの亡国実況が耳につく。 口を開けば中村の右足のケガのことばかり。 おまけに「この審判は昨年のアジアカップで日本が韓国にPK戦で敗れた試合を裁いたレフェリーです」と、わざわざご丁寧に不吉なエピソードまで紹介。 さすが「ドンチャンゴールイムニダ!」の藤井アナ、今夜も正常運転である。
 藤井アナの中村の右足のケガへの言及は試合が始まってもいっこうにおさまる気配がないどころか、むしろ言い続けることで中村の右足に呪いでもかけようとしているかの如く執拗に繰り返される。 一方で中村は、その右足のケガもなんのその、軽快に動き回り、ディフェンスでも体を張る。 もちろん痛みはあるのだろうが、ピッチに立っている以上ベストを尽くす。 少なくとも画面を通して見る限り、その動きにケガの影響はまったく感じられなかった。 それでも藤井アナはなおも続ける。 「中村の右足は最後までもつのか?」 もうね、アホかと、バカかと。

 前半、日本はこないだの横浜でのオマーン戦のように前線からプレスをかけた。 攻守の切り替えは早く、早い時間帯に点を取って試合を決めてやろうという意図が見てとれた。 果たして日本の目論見はあたり、セットプレーから釣男とボンバヘのゴールが決まって2対0で折り返した。
 ところが後半に入ると、前半の飛ばしすぎがたたってか、徐々に日本の足が止まり始めた。 最終ラインは終始下がり気味になり、前線との距離は間延びし、コンパクトな状態を保てなくなってきた。 必然的に選手間の距離は離れ、プレスもかからなくなり、中盤に大きなスペースを空けてしまったところをタイに使われ始めた。 特に後半3分から入ってきたタナー・チャナブットのスピードに手を焼き、日本は受けに回る時間帯が続いた。 しかし、タイが脆さを露呈するのは、決まって自分たちが攻勢に転じている時である。 後半43分、途中から入っていた中村憲剛にゴールを許す。 やはり詰めが甘かった。
 それでも、後半に限ればタイの方が日本よりいいサッカーをしていたと思う。 後半36分、釣男がエリア内に侵入したティーラシンを際どいショルダーチャージで防いだシーン。 日本はタイにショートパスをダイレクトで何本も繋がれ、完全に崩されていた。
 日本のブレーキとなったのは、やはり両サイドだった。 左の駒野。 中村憲剛への浮き球のスルーパスは賞賛に値するものの、それだけだった。 むしろ印象に残ったのは前半に左サイドを駆け上がり、その挙げ句相手DFに見舞った崩れ横四方固め。 やはり芝生より畳の上でこそ輝ける選手だ。
 内田についてはもはやコメントする気もおきない。 A代表はおろか、U-23にも不要な選手であることだけは間違いない。 あろうことか、あの加地さんのワンパターンの突破が、ゆるやかな放物線を描いた末にサイドチェンジと化すクロスが、危険なところを嗅ぎつける能力が高いがゆえにしばしば戦犯扱いされるディフェンスが、それらすべてがいとおしい。
 本来両サイドは危険に満ちた「追い越し車線」であるべきなのに、日本のそれは登坂車線とか路側帯とか側溝の類いだ。 ここをどうにかしないと日本代表に明日はない。


タ、タ、タイランド~
日本の右サイドはこれでいいのだ!/藤井アナの亡国実況
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by theshophouse | 2008-06-15 01:30 | 蹴球狂の詩 | Comments(5)
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b0045944_239405.jpg 試合前、笛を吹くのがマレーシアのサレー主審と知り、愕然とした。 この試合は荒れる。 確実に荒れる。
 日本がアジア予選などで中東勢と試合をする場合、中立的な地域ということで東南アジアの国の審判が笛を吹くことになる。 ところが、東南アジアにおいて一定水準以上の笛が吹けるのはタイの審判のみである。 しかし今回はタイが同じグループにいるため、必然的にタイ以外の審判になるのだが、シンガポールやマレーシアの審判は非常にレベルが低く、ゲームをコントロールする能力は概して低い。 
 特にマレーシアのサレーシンガポールのマイディンはオイルマネーによって買収済みで、必ずと言っていいほど中東寄りの笛を吹くことで知られる。 日本は過去何度もこの二人の異常な笛に苦しめられてきたものだ。 そしてこの試合でも日本はサレーの笛に悩まされることになった。
 オマーンは、前のエントリーで予想したように日本の中盤のプレスを嫌い、立ち上がりからロングボールを蹴ってきた。 それも日本の左サイド・駒野の裏を一点集中で衝いてきた。 前半12分、それが功を奏して日本の左サイドの深い位置で得たFKからオマーンが先制する。 オマーンも駒野のポテンシャルの低さには気づいていたのだろう。
 1点を先制したオマーンはドン引きに引いて、カウンター狙いへと作戦変更する。 それとともに中盤をフリーにしてくれたため、日本もパスを繋ぎながら徐々にリズムをつかんできた。 前半30分には遠藤のCKに中澤が合わせ、33分には中村のクロスに大久保が合わせるが、いずれもGKアルハブシの好セーブに阻まれる。
 後半、日本はサイドからの攻めが目立ち始める。 両サイドからのクロスが弾き返されても執拗にこぼれ球を拾い、連続攻撃に繋げる。 後半8分、長谷部のスルーパスに反応した玉ちゃんが倒されてPKゲット! GKアルハブシにとって、ペナルティスポットに歩み寄ってきた選手が中村でなかったことは想定外のことだったはず。 夜な夜な中村のVTRを観てはそのPKの球筋を頭に叩き込み、万全の対策を立ててきていたであろうボルトン所属のGKは、日本の誇るPK職人のコロコロPK弾の前に微動だにできなかった。 その姿は受験当日に自分が予習した問題がまったく出題されず絶望した受験生のそれであった。 アホである。
 一気に日本のペースになりかけたが、後半12分、自陣深くからの駒野のクリアミスが相手に渡り、ペナルティエリア内に侵入したサレハを釣男が倒してしまいPKを献上。 いよいよサレーお得意の不可解な笛が本領を発揮し始める。 ところが楢崎がこのPKを止めて事なきを得る。 ビビっていたのはPKを蹴ったドゥールビーンの方だった。
 まさに日本に勝って下さいと言わんばかりの展開となり、日本がジワジワ攻め立てる。 後半23分、松井が相手DF二人の間を抜きにかかってエリア内で倒され、そのこぼれ球を拾った玉ちゃんも倒されるがサレー主審は華麗にスルー。 古今東西老若男女問わない明らかなファウルだった。
 そんなサレーにおあつらえ向きだったのが後半29分の大久保の病気発症。 松井の見事すぎる「助演」で相手の4番が道連れにならなかったら日本は数的不利で残り15分以上を戦う破目になっていた。 この後、終始プレーにキレを欠いた松井は山瀬と交代させられたが、まさに1点ものの名演技だった。 松井は隠れたMVPである。
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 後半34分にも山瀬と玉ちゃんが倒されたが、またもやサレー主審は豪快にスルー。 ここに至ってサレーは自ら退場処分を課した4番の代わりに自らがオマーンの11番目の選手となった。 昨今の原油価格の上昇によりウハウハ状態のオマーン王族、サレーへの持参金が破格のものだったことは想像に難くない。 いったい今回はいくら積まれたのだろうか?
 後半40分に投入されたオマーンの13番が、電池切れで戻れなくなっていた内田を尻目に何度も日本の右サイドを脅かす。 この時間帯の内田のポジショニングは中途半端で、内田のみならずチーム全体としても決勝点を狙うのか引き分けで良しとするのかがはっきりしておらず、非常に危険な状況だった。 結果的に岡田監督の交代も後手に回った感は否めない。 ロスタイムになってから内田に代わって今野、玉ちゃんに代わって矢野が投入されたが、ほとんど無意味な交代だった。
 酷暑のなかの消耗戦だったが、フィニッシュに課題を残しはしたものの、日本はタフな戦いをしたと思う。 選手が疲弊していくなか、山瀬投入のタイミングは悪くなかったが、残り二つの交代枠をロスタイムまで引っ張る必然性は感じられなかった。
 岡田監督はおそらく最後まで勝ちにいっていたはずであり、そうであるならもっと早い時間帯に後ろはともかく前線にフレッシュな選手を投入すべきだった。
 それにしてもこの灼熱地獄のなかでの試合は理解に苦しむ。 アウェイの日本はおろか、ホームのオマーンでさえ足が止まるようなコンディションでは質の高いサッカーなど望むべくもない。 聞けば当初現地時刻午後6時15分キックオフだった試合が、日本での放送のために午後5時15分に繰り上げられたという。 中継したT豚Sではこの夜EUROの開幕戦の中継が組まれており、その為にダブルブッキングを回避したのがミエミエである。 結果として日本は暑さに苦しめられることになってしまった。 ドイツW杯の徹をまた踏んだわけである。 同じ組のバーレーンとタイの試合が午後7時半キックオフだったことからも、この薄暮のキックオフの異常さは明らかだ。
 自らの都合でキックオフの時間を変えさせるようなテレビ局には金輪際代表の試合を中継してもらいたくないものである。


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FAIR JUDGEMENT PLEASE !! その2
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by theshophouse | 2008-06-08 23:46 | 蹴球狂の詩 | Comments(2)
ゾーンプレス?
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 台風5号が日本列島に接近するなか、日産スタジアムの上空は厚い雲に覆われていた。 それはまるで停滞している岡田ジャパンの現状ともダブって見える。 果たして分厚い雲を突き抜けるブレイクスルーがあるのか。 それとも岡田監督最後の試合になってしまうのか。
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 3バックのオマーンに対し、日本が採用したのはパラグアイ戦でも採用した4-2-3-1。 ただし今度はワントップの玉田のシャドーの位置に大久保が入り、松井が左、俊輔が右の両サイドアタッカーという、パラグアイ戦の「山瀬、遠藤、俊輔」という並びとは違った配置である。 玉田と大久保の前後の関係と松井と俊輔の左右の関係は流動的で、頻繁にポジションチェンジが行われた。
 前半10分、もはや日本のどのFWよりも得点力がある中澤が遠藤のCKに飛び込んで先制。 相手CKの際、マンマークで守っていたオマーンは、他の選手の中澤が飛び込むスペースを空ける動きにまんまと引っ掛かり、ゴール前をガラ空きにした。
 前半22分の2点目は、パラグアイ戦後のエントリーで攻めのヴァリエーションの少なさを指摘した際に提案させていただいた「ロングボールを蹴って競ったところに走り込む」古典的なやり方だったが、相手DFの裏に正確なロングボールを入れた俊輔、なにげにオーバーラップしていた釣男の落とし、落ち着いてゴール左隅に蹴り込んだ大久保ともに素晴らしかった。 前半開始早々にも釣男が入れたロングボールを大久保が競って、こぼれたボールをタマちゃんがボレーシュートしたシーンがあったが、単純でもこうした攻め方を混ぜられると相手のDFは対処するのが難しくなるものである。
 二列目の両翼が常に高い位置取りをし、3トップ気味になった場合、オマーンの3バックはそれぞれ1対1の局面に陥る。 それを避けるため、次第に中盤の両サイドが最終ラインに吸収されて、5バック状態になる。 事実後半のオマーンは、点を取り返そうというよりはむしろこれ以上余計な失点を防ごうと考えたのか、最終ラインはしばしば「フラット5」状態になっていた。
 後半4分の日本の3点目はオマーンの最終ラインと中盤の間に生まれたスペースに松井が切り込み、大久保がそれを広げたところに松井から俊輔にパスが繋がり、俊輔の右足でのゴールが生まれた。 僕がスタンド観戦した代表の試合で3点入ったのは初めてだ。
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 それでもやはり岡田ジャパンは守備的なチームだと思う。 この試合を制することができた一番の原因は、組織的な守備に尽きる。 相手ボールになった瞬間に複数の選手が相手ボールホルダーに対しアプローチを開始し、相手が前にボールを出す前に包囲して奪取する。 ボールを奪ったその位置を起点に、そこからいち早く縦にクサビを入れ、両サイドに展開し、サイドから攻める。 これを繰り返すことでオマーンはまったく前に人数をかけられなくなる悪循環に陥った。 オマーンのシュート数は前半2本後半1本の計3本のみ。 枠内に飛んだシュートは0だった。 岡田監督が徹底させた「攻撃的守備」が結実した試合だったと言える。 今日の試合においては選手間に戦術的な意思統一が図られていた。
 ただ、こうしたやり方は選手にはかなりの負担になる。 高温多湿のマスカットやバンコクで同じやり方を継続するのにはリスクが伴う。 移動の疲れも出てくるはずだ。 アウェイで同じやり方ができるとは思わないが、ベースの部分は変えることなく継続すべきだろう。 攻めに関しては、オシムが志向した「ボールも人も動くサッカー」は影を潜め、集団というよりはやや個の力頼みになった感は否めないが、W杯予選を勝ち抜くという目標から逆算したプラグマティックなものに変わった捉えるべきなのかも知れない。
 ただ、かつて日本は加茂監督の時代に「ゾーンプレス」と称して似たようなサッカーを実践しようとしたことがある。 この時はしばしば相手に日本のプレッシング・ゾーンである中盤を省略され、ロングボール放り込まれて最終ラインがずるずると後退し、結果プレスがかからない事態に陥った。 アウェイのオマーンやタイが同様の戦術を仕掛けてくることは十分予想される。 かつてゾーンプレスの崩壊とともに代表監督に就任した岡田監督は、当然そうしたケースにおける処方箋を用意しているはずで、アウェイ2連戦ではそれがどんなものなのかお手並み拝見である。
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 今夜岡田監督が選んだスタメンと採用したフォーメーションについてはほとんど異論がない。 ただそれでも両サイドの出来には不満が残る。 左の長友は終始高い位置をキープしており、オマーンもかなり警戒していたが、松井との連係がなかなか合わず、いい形でボールを持つことができなかった。 それでも相手が5バック気味になってスペースがなくなった後半は松井との連係も良くなり、逆に松井が深い位置からクロスを入れるなど、この二人のコンビネーションが更に良くなれば日本の大きな武器になる。
 一方、右の駒野だが、前半21分にサイドを深くえぐっていいクロスを1本入れた以外は、相変わらず冴えない出来だった。 フリーでボールを持っても5バックが身構えているエリア内に漫然とアーリークロスを放り込むようでは厳しい。 フィジカルは強くても、技術と戦術眼が欠落している。 これではかつての加地さんと同じだ。
 長谷部の出来もイマイチだった。 彼の良さを出すにはもう少し前めでプレーした方がいいのは間違いないが、自分より前のポジションの顔ぶれに少し遠慮もあったのだろう。 次戦も同じ相手なので、目先を変える意味でも中村憲剛の起用を希望する。 もう少しミドルシュートが打てる選手が欲しいからでもある。
 その他の選手についてはみな出来が良かったが、やはり中村俊輔だろう。 リアルで見るのは俊輔とピクシーがいた頃の鞠VS鯱戦以来なので相当昔だが、さすがの存在感だった。 10番背負ってるだけあってゴールへの意識も高く、ディフェンスも一生懸命やる。 自ら「意図的に」消えてる時間帯もある。 ただ彼がピッチの中央でプレーしている時間は少なく、そのほとんどの時間帯をいずれかのサイドで過ごしていた。 ピッチの中央に君臨する10番という姿にはもはやノスタルジーの香りが漂う。 現代サッカーにおいて、もはや真ん中でのプレーに自由なスペースと時間は与えられないのだ。

 代表不人気のおかげで久々にA代表の試合を見られたわけだが、俊輔はじめ松井、中澤、釣男、遠藤ら、今の代表にはカネ払って見る価値のある選手がたくさんいることを改めて認識させられた次第である。 願わくばこのままチケットが取りやすい状況が続いて欲しいものだ。

 この試合の直前、日本サッカー協会最高顧問の長沼健氏が急逝した。 同氏の功績に深く敬意を表するとともに、その死に哀悼を捧げる。
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by theshophouse | 2008-06-03 23:42 | 蹴球狂の詩 | Comments(4)
オマーンよ、日本を粉砕せよ
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 キリンカップ第二戦パラグアイ戦。 0対0のドロー。
 パラグアイは伝統的に堅守のチームだが、今回のチーム構成は点取り屋のサンタクルスら欧州組を除く南米のクラブに所属する選手だけであり、ベストメンバーにはほど遠い。 一方の日本は南アフリカW杯三次予選を前に、海外組の松井と長谷部に加えて中村俊輔も帰国し、ほぼベストメンバーといっていい。
 試合はコートジボワール戦同様、日本が長友や中村俊輔が絡んで左サイドから何度かいい形を作ったが、パラグアイは素早く対応し、マンツーマンとゾーンを巧みに使い分けて日本の攻撃の芽を摘んだ。
 コートジボワール戦とは異なり、多くの時間帯で日本がボールを支配していたが、単に持たされているに過ぎず、一方のパラグアイにしても、無意味にボールを保持することなど興味がないかのように、ボールを奪ってからの攻めも単発なものばかりで迫力に欠けた。
 日本のフォーメーションは4-2-3-1だったが、結論から言えばトップにもう一枚欲しかった。 パラグアイは巻にセンターバック二人で余裕をもって応対していたし、 両サイドバックは十分自分のサイドをケアできていた。 巻のところにまったくボールがおさまらないので無理もないが、二列目からの飛び出しもあまり見られず、時計の針が進むごとにゴールから遠ざかっていった前半だった。
 後半。 岡田監督はアタマから遠藤に代えて松井を投入し、前線へ飛び出す駒を増やしたが、必要なのは巻のそばにもう一枚FWを置くことだったのではないだろうか。 投入直後、松井は何度か前線に飛び出したが、攻撃を活性化させるには至らなかった。
 続いて岡田監督は後半18分に巻を下げて高原を、鈴木啓太に代えて長谷部を投入したが、戦術的にはほとんど無意味な交代だった。
 更に後半24分には負傷した阿部に代えて駒野を投入。 僕はかつてジーコの時代に加地さんが右SBのポジションを欲しいままにしていた頃、阿部の右SB起用を小欄で訴えたことがあり、その働きを密かに注目していたのである。 彼の正確なキックと展開力はベンチに置いておくには惜しい。 ただ前半は左の長友が常に高い位置を取るためバランサーに徹し、攻撃参加はほとんどなかった。 それでも後半パラグアイが攻めに人数を割いてこないと見るや、左の長友同様に高い位置をキープし、深い位置まで上がってクロスを入れたりと、いい感じになってきたところで負傷してベンチに下がってしまった。 正直もう少し見たかった。
 後半32分、岡田監督は山瀬に代えて大久保を投入。 ようやくFWが二枚になり、大久保が立て続けにシュートを放つ。 それまでほとんどフィニッシュにまで至っていなかったことを考えれば、この決断がなぜ後半32分までできなかったのか理解に苦しむ。 前線で一人放置プレイされた巻や高原は結局一本のシュートすら打つことができなかった(途中何度か寝てたので見逃してたらスミマセン)。 巻に至っては相手ゴール前で見事な「ディフェンス」まで見せてくれた。 まあ「髪一重」ではあったが。
 残念ながら、あるレベル以上の相手に、4-2-3-1のワントップをこなせるFWが今の日本にいるとは思えない。 そこにはFWのすべての職能が求められるからだ。 日本のFW陣の現状を考えると、2~3人のコンビが欠点を補完し合って、互いの長所を引き出すやり方しかないように思える。
 後半40分、岡田監督はトドメとばかりに中村憲剛に代えて今野を投入。 都合6人の選手が入れ替わったが、試合開始当初とはフィールドプレイヤーの6割が入れ替わった状況で、同じコンセプトを維持できるだけのコンセンサスが今の岡田ジャパンに存在するとはとても思えず、終盤は落ち着きのないバタバタとした印象になった。 自由に動き回る選手が多過ぎて本来のポジションの選手と被る場面も多く、逆に自分のスペースを消していた。 誰が何処に動いても常に密集から抜け出せなかった。
 一方、ほぼすべての時間帯で、バスケットボールのオールコートディフェンスのようなプレスをかけてきたパラグアイ。 日本より2日分余計に休養を取ることができたのもあるが、そのディフェンスは執拗かつ強固だった。 ピッチ上の何処にもスペースらしきものは存在しなかった。 そういう難敵を相手にした時、いつものようにショートパスを繋ぐピンボールサッカーや、サイドからの殺気のないアーリークロス頼みというのも悲しい。 地上にスペースがなければ空中にそれを求めるのは必然。 時間帯によってはロングボールを蹴ってFWが競ったところに走り込むとか、古典的なやり方でも何らかの変化が必要な相手だった。 攻めの引き出しが少な過ぎるのだ。
 最後まで不可解なだけだった岡田監督の選手交代。 これがテスト的な意味合いのものではなく、勝つためのものだったとしたら、この監督は本当にどうかしてると思う。 ほとんど顔見世興行のような選手起用だった。
 結局、キリンカップの日本対パラグアイ戦は、互いのいいところを相殺するひと頃ののセリエAみたいな味も素っ気もない試合になってしまった。 数少ない収穫は代表デビューの寺田が無難にプレーしたことぐらいだった。
 今僕は、来たるオマーン戦のチケットを買ったことを猛烈に後悔している。
 このチームは個々の能力や戦術理解度は高いはずなのに、オーガナイズする人間の能力不足で停滞していると思う。 そもそも僕はまだ岡田監督を容認していない。 フランスW杯で3連敗した監督が、なぜいつのまにか代表監督の座にいるのか? なぜスタジアムで試合を観ているオシムに、現場は無理だとしても総監督的な立場でのディレクションを求めないのか? 或いはやはりオシムの体調はあまり良くなっていないのか?
 いっそオマーンに岡田監督を日本もろとも粉砕してもらいたい。 そうなったら、それまでだ。
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by theshophouse | 2008-05-28 00:50 | 蹴球狂の詩 | Comments(8)
世界をアッと言わせるほど劣化し続ける岡田ジャパン
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 キリンカップ初戦、コートジボワール戦。 日本は前半まだ時差ボケのせいか動きの鈍いコートジボワールから1点を挙げて逃げ切った。
 監督が代わっただけでサッカーというものはこんなにもつまらなくなるものだろうか。 岡田監督が目指すサッカーが何なのか。 正直まったくわからない。
 この試合で良かったのは、前半6分、左サイドをオーバーラップした釣男に長谷部が絡んでダイレクトパスが繋がり、ゴール前に走りこんだ大久保に長友から惜しいクロスが入ったところと、右サイドをフリーで上がった長谷部からのクロスに大久保がニアで相手DFを引きつけ、フリーになった玉田がファーで合わせたゴールシーンだけである。
 確かにコートジボワールは強かった。 運動量で大きく日本に勝り、特に後半はボールをポゼッションし続けた。 これといった戦術らしきものはなかったが、ラグビーでいうならスクラムやドライビングモールでトライを奪うような地力の違いを見せつけた。 もしドログバが来てたら日本は大敗していただろう。
 しかし、ホームでシーズン真っ只中のプレイヤーが中心の日本が、長いシーズンを終えてはるばる日本までやって来たコートジボワールに対し後半足が止まって一方的に攻められるとはあまりに情けない。 人が動かなければボールも動かない。 日本のサッカーはオシム時代から確実に退化した。
 フォーメーションはオーソドックスな4-4-2だが、中盤の4人をフラットに配置してサイドを厚くした。 前半こそそれが奏功して効果的なサイド攻撃ができたものの、後半は長友も松井もほぼ完全に封じられた。 もっともこれは日本側にも問題があり、初めて一緒にプレーする選手も多いせいかコンビネーションは良くなかった。
 注目された松井と長谷部の海外組と新加入の長友だが、松井はやや消化不良の出来。 相手のマーカーはともかく、チームメイトですら彼に接近し過ぎの感があった。 もう少し彼が自由にふるまえるスペースを与えて欲しい。
 長谷部は中盤の底からサイド、そして時には前線へと果敢にポジションチェンジしながら奮闘した。 すべてのボールが彼を経由した。 この試合でもしMVPを選ぶのなら何度も好セーブをみせた楢崎と彼を置いて他にはいない。 実際にMVPに選ばれたのは中澤だったが、彼の出来は普通だった。 ちなみに逆MVPは文句なしに今野。
 最後に長友だが、スピードと運動量は素晴らしいので今後に期待したい。 前半だけだったが、少なくとも駒野の左サイドよりは全然マシだった。 その駒野はようやく本職の右サイドに入ったが、相変わらず冴えないプレーだった。 そもそも彼の体型はサッカー選手というより柔道家のそれである。 芝生というより畳の上で見てみたい選手だ。

 ところで先日加地さんが代表引退を表明した。 今後はクラブでのプレーに専念するのだという。 そもそも今回の代表合宿にも呼ばれておらず、事実上「代表落ち」している状況下での代表引退表明。 さすが加地さん、やることが常人の理解を超えている。
 ただ、右サイド偏執狂の岡田監督が抜擢した内田や今夜の駒野のヘタレっぷりを見ていると、あの加地さんのクロスワロスwですら名残惜しくなってくるのも事実だ。 かつてあれほどまでに加地さんの代表引退いや現役引退いや転職を熱望した僕でさえそう思う。 それほどまでに日本の右サイドは不毛地帯だ。
 対照的に左サイドには今夜も長友という新星が現れた。 こと左に関していえば、その実力差は五十歩百歩ながら雨後のタケノコのように次々と人材が現れる。 このアンバランス、いつになったら解消されるのだろうか。
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by theshophouse | 2008-05-25 01:52 | 蹴球狂の詩 | Comments(19)
弱気な指揮官を更迭してオシム再登板を!
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 日本はバーレーンに無様な敗戦を喫した。 0対1は正当な結果だ。
 日本はバーレーンに勝つ気があったのだろうか。 30℃を超す気温のなか、意識的にペース配分をしていたのかも知れないが、日本は試合開始からのバーレーンの攻勢の前に終始受けに回り、何本ものシュートを許した。 あれだけシュートを打たれていれば事故やヒューマンエラーも起こりうる。 ゲームを人間が裁く以上、そこに多少なりとも不確実性が介在するのは仕方のないことだ。
 あのハンドを見逃した審判団の能力が低かったとは思わない。 特定オセアニアの審判にしてはいい笛だったと思う。 もっとも、直前の特定アジア選手権であれだけ酷い笛ばかり吹かれたのだから、普通の審判が良い審判に見えてしまうということはある。 所詮あの審判でも年間最優秀審判に選ばれるのがアジアのレベルであり、それはプレイヤーにも同じことが言える。
 だからこそ、失点シーンをいつまでも「あれはハンドだ!」と恨めしそうに連呼する松木安太郎の解説(あんなものは解説でも何でもない)こそ腹立たしかった。 日本が負けたのはハンドを見逃した主審のせいではなく、上げられたクロスを川口がパンチングし切れずにフバイルに渡してしまったことであり、体勢不十分のまま当てられただけのボールがゴールラインを越す前に掻き出すことができなかったからである。
 審判について言うなら、後半バタバタとピッチで「就寝」し、伝統の中東戦法を繰り出していたバーレーンの選手をピッチの外に出すでもなくただ放置し、「起床」するまで待ち続けたことこそ不可解だ。 ロスタイムが3分と異常に短かったことから、その間も時計を止めていたかどうかは非常に疑わしい。 まともな解説者なら起きてしまった誤審にいつまでも恨み節を言うよりもこっちにツッコミいれるべきだろう。

 バーレーンは立ち上がりからガツガツ来た。 日本はその勢いに気圧されてなかなかパスが繋がらない。 日本は後半20分頃までほぼサンドバッグにように打たれているだけだった。 ただ、飛ばしてきたバーレーンの足が後半止まることは十分予想できたし、実際その通りになった。
 密集する真ん中で埋没していた山瀬に変えて遠藤を投入したあたりから徐々にバーレーンの足が止まってきた。 遠藤はサイドで攻撃の起点をつくり、精度はともかく両サイドからクロスが供給されるようになった。 一方的に攻め込まれてはいたものの、ここでようやく日本のパスが回るようになり、連動性も出てきた。 急造3バックで耐え忍んできた日本に逆襲の機会が訪れるはずだった。
 誰もが玉田の投入を期待したその時間帯、何故か岡ちゃんはようやく攻撃参加し始めていた安田に代えて山岸を投入。 僕は山岸がまだ代表にいたとは知らず、正直驚いた。 結果的にまったく無意味で不可解な選手起用だったと言わざるをえない。
 好事魔多し。 日本は一瞬の隙をつかれて失点する。
 ようやく玉田がピッチに送り込まれたのは、日本が1点のビハインドを負い、バーレーンが思いっきり引いて、玉田が切り込むスペースが失われてからだった。 投入後、短い時間ではあったが、玉田は動きにキレがあり、個人的には先発か後半アタマから見たかったと思わせた。 「バーレーン・キラー」のマナマでの主な仕事は、そのほとんどの時間をピッチの外で戦況を見守ることでしかなかった。

 岡田監督就任以降、「ボールも人も動く」サッカーは影を潜め、劣化の一途を辿っている日本代表。 ただでさえ飛車角落ちの陣容なのに、そのうえ選手ばかりか監督まで受身になって後手を踏んでいるようでは勝てるはずもない。 日本は負けるべくして負けた。
 その「受身」を象徴するのが今回採用した3バックである。 相手を警戒するあまり、中盤の核である遠藤の不在がもたらしたマイナスは大きく、人を使うよりもむしろ使われるタイプの山瀬を走らせるようなパスはほとんどなかった。 また、ディフェンス陣も最後のところではなんとか体を張ってはいたものの、局面によっては5バック気味で人余り状態になりながらもシュートを許し、弾き返したボールまでいいように拾われる時間帯もあった。 岡田監督の戦術が守備的と言われる所以だ。
 そもそもアジアにおいて日本と戦う相手はみな日本にビビっているのである。 それを必要以上に相手を警戒し、マスゴミも視聴率のために「相手の○番には要注意!」みたいなネタフリばかりして危機意識を煽る。
 そうではない。 日本はオシムのもと、少なくともアジアの域内ではどんな相手でもポゼッションとパス回しで圧倒することができることを先のアジアカップで証明したはずではなかったか。 相手云々ではなく、なぜ最初から自分たちの良さを出そうとしないのか。 なぜ相手を必要以上に警戒し、自分たちが相手を警戒させようと考えないのか。 岡田監督が3バックを採用した時点で日本は既に後手に回っていたのだ。
 試合後のバーレーンの選手たちの喜びようを見れば、彼らにとって日本がいかに格上の相手だったかがよくわかる。 試合中、いわゆる中東戦法でわざとピッチに横たわっていた選手もいたが、彼らの多くが足を痙攣させてピッチに倒れた。
 その一方で日本の選手たちは試合後もまだ走れそうなほどに余力を残していたように見えたのは僕だけではないはずだ。 全力を出し切れなかった日本代表が支払った代償は勝ち点3以上に大きい。
 脳梗塞から驚異的な回復をみせ、先日退院してこの試合を見守っていたであろうオシムは、かつて自分が育て上げたチームが劣化の一途を辿っているさまをどういう心境で見ただろうか。
 ただベンチに座っているだけでもいい。 守備的で弱気な指揮官を今すぐ更迭し、オシムの再登板を求める。


「日本の進歩は常に関心事」 オシム前監督メッセージ【MSN産経ニュース】
無能な代役は間もなくその使命を終えますので再登板お願いします。
山瀬も川口も?岡田監督大リストラ【スポニチ Sponichi Annex ニュース】
いや、俺はアンタ自身をリストラして欲しいんだが。
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by theshophouse | 2008-03-27 12:25 | 蹴球狂の詩 | Comments(4)
さらば特定亜細亜蹴球選手権
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 第3回特定アジアサッカー選手権最終戦、対韓国戦。 日本は1対1のドローに終わり、またしても優勝を逃した。
 この試合の主審と線審の一人は中国人。 やはり公平にはほど遠いジャッジだった。 驚いたのは前の試合であれほど異常な笛を吹いた北朝鮮の審判がこの試合でも第4審判として名を連ねていたこと。 この大会が審判の面でもいかに脆弱な運営だったかがよくわかる。
 ただ、それを差し引いても今日の日本は褒められた内容ではなかった。
 終始前からプレッシャーをかけてきた韓国に対し日本は後手に回った。 ボールの出所を押さえられ、苦し紛れに出したパスは中盤で易々とカットされ、思うようなパス回しがなかなかできない。 ワントップの田代は孤立し、意図していたはずの2列目の飛び出しもない。 いつも精神力だけが武器の韓国が今夜はいつになく組織的だった(笑)。
 今野のお粗末な対応で相手に先取点を献上した後、ようやく日本も反撃に転じたが、最終ラインに人数をかけてきた韓国を崩すところまでは至らず。 中村憲剛の2本の決定的なシュートはそれぞれポストと相手GKの好セーブに阻まれる。
 前半43分、右サイドを上がった内田が山瀬とのワンツーでエリア内に侵入するが、シュートは相手DFにブロックされる。 内田にとっては前半唯一の見せ場だったが、スリータッチ目でようやくシュートしているようではシュートコースなどあるわけがない。 どうもこの内田君、ダイレクトで入れて欲しいタイミングではこねくり回してバックパスかボール取られるかだし、一回キープして抜いてから入れろよという時にはダイレクトでポーンと入れて相手にボールをプレゼントしてしまう。 繋ぎのパスミスも多いし、ディフェンスは下手くそだし・・・。 期待はしてるけど、モノになるのはどうみても2014年かなという気がする。
 後半。 僕はアタマから田代と矢野のツートップ(橋本OUT)を予想していたが岡ちゃんは動かず。 試合の流れも変わらない。 この試合展開に必要なのは前でターゲットとなり、ボールをキープして、味方の攻め上がりを待ってサイドに展開できる選手であることは明らかだった。 ただ、後半も15分過ぎぐらいから、飛ばしてきた韓国の選手のガソリンが切れたのか、少しづつ中盤にスペースが生まれてきたところに岡ちゃんは安田を投入。 安田は右に左にスペースを見つけて動き回って前線をかき回し、日本にいい流れを呼び込んだ。 そして得たコーナーキックから遠藤→内田→山瀬と繋いで山瀬が見事なミドルシュートを決める。
 流れは一気に日本に来たが、日本にも韓国にトドメを刺せるだけの質が残っていなかった。 後半33分に矢野、41分に播戸を投入していたずらに前の枚数を増やしたが、彼らを生かすような戦術が実行に移されないうちに終了の笛。 日本は勝ち切れなかった。 結果から見れば、前の試合の田代の幻のゴールの判定が優勝を逃す一因となってしまった。

 サブ組のテストをしながら結果も求めた今大会の岡ちゃんだったが、想定外の病人や相手のラフプレー絡みのケガ人続出でその目的がどの程度クリアできたかは不明だ。 僕が見た限りサブ組の選手に何ひとつ驚きはなく、前田や楢崎が貴重なバックアッパーであることが改めて実証された一方、山岸、羽生、橋本、水本といった選手には多くを期待できないことが再認識された。
 ほとんど何らの意義も見い出すことができなかった今大会における最大の収穫は、山瀬がレギュラー陣の一角を担う実力を十分に備えた選手であるということと、本職の左MFはおろかFW的な動きもできる安田が貴重なオプション或いはジョーカーに成り得るということがわかった点である。
 最後にこの特定アジア蹴球選手権。 次回以降まさか日本の参加はないと思うが、万が一参加するのなら川淵会長以下当時の「往年の日本代表」で出場してもらいたい。 まさに盗人に追い銭状態の日本のスポンサー企業は一社残らずこの糞大会から撤退すべし。
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 話は変わるが、数日前、セルティックパークがリオネル・メッシのための巨大な遊戯場と化したさまを見た。 当地では無類の強さを誇るセルティックをもってしてもメッシを止めることはできなかった。 もっとも、ロナウジーニョ、アンリ、メッシのスリートップにデコが絡み、ベンチをエトーとシャビが温めているような布陣である。 ホームのセルティックでなくともそう易々と太刀打ちできるものではない。
 そのまま額に入れたいようなトラップ、曲芸のようなパス回し、誰もがわずかなスペースを求めて貪欲に動き続け、その足元に磁石で吸い付くようなパスが次々と供給される。 パスとドリブルが絶妙にブレンドされた美しい構成はまるで高名な数学者の解法を見せられているかのように展開し、その必然としてやがてゴールに帰結する。
 悲しきかな我らが中村俊輔は、ホームでの3失点での敗戦という高い授業料を払ってマエストロたちのレッスンを受けている生徒の一人に過ぎなかった。
 このフットボールの楽しさが凝縮された90分間を思い返す時、重慶で行われているものがとても同じ競技だとは思えなかった。 彼の地には僕をワクワクさせてくれるものも、ドキドキさせてくれるものも、熱くさせてくれるものも、ただのひとかけらもなかった。
 
 さらば特定アジア。 さらば汚いフットボール。
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by theshophouse | 2008-02-24 01:03 | 蹴球狂の詩 | Comments(4)



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