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最近のニュース番組について
 春と秋の番組改編で、NHKと日テレとTBSの夜のニュース番組がリニューアルして出揃った。 個人的にはこの時間帯のニュースはフジのほうさいさん&クリステルコンビの一人勝ちなので、僕にとって他の局のニュースは、真打ち登場までの前フリといったところである。
 なぜ他の局のニュースがニュースJAPANにまったく太刀打ちできないのか? それはひとえに女性キャスターの力量不足にある。 報ステの河野アナについては以前にも言及したので、今回はリニューアルまもない各局のニュース番組それぞれについて見ていこうと思う。
 まずNHK。 春から始まった新しいニュース番組のタイトルは「ニュース・ウォッチ9」。 柳澤秀夫、伊東敏恵の両局アナをメインキャスターに据えている。 柳澤氏はNHKの特派員として数々の戦場や紛争地帯を取材。 そのキャリアがそうさせるのか、どことなく暗い。 少なくとも人前で自然な笑顔をつくることには慣れてなさそうだ。 その柳澤氏の暗さを補って余りあるのが隣の伊東氏。 持ち前の明るいキャラクターは視聴者の好感度も良さそうだ。
 ただその伊東敏恵キャスターについて、毎夜毎夜気になることがある。 彼女自身決して派手な顔立ちではないし、メイクもナチュラルだ。 無論ニュースキャスターなのだからそれが当たり前である。 問題は服だ。 ベースはビジネス・ウーマン風のルックスなのだが、ある時はスカートだけ、またある時はVゾーンだけ、首まわりだけ「一点お水主義」とでも言うべきアクセントが散りばめられているのだ。 具体的に言うと、そこだけ妙にベロア調の素材のアイテムが極めて唐突にあしらわれるのである。 そしてそれは、僕がテレビを通して受け取る彼女のイメージには決してそぐわないものである。
 続いて日テレの「NEWS ZERO」。 視聴率までゼロにならなければいいのにと思いながら、「バラエティ番組」として観ている。 メインキャスターは元官僚で現大学教授の村尾信尚氏。 ここでは小林麻央と大石恵の両キャスターに局アナの鈴江奈々、知花くらら、七尾藍佳、ラルフ鈴木に北澤豪。 さらにこのメンバーに加えて曜日キャスターとして嵐の桜井、竹内薫、長嶋一茂、川原亜矢子が加わる。 はっきり言って人大杉なんである。 そして、これだけ人を集めたわりに、ニュースをプロらしく伝えることができる人材は一人もいない。
 いきおい興味はニュースの内容よりも、まだまだ番組の進行そのものが稚拙な出演陣(これだけ人が多ければまとめるのは大変だ)に向く。 なかでも大石恵の過剰な美白と度を越したマスカラ。 現在では、番組スタート当初よりいくぶん抑え目にはなっているものの、やりすぎには変わりない。 いっそここは起死回生を狙って、「わたくしは~なさいました」と、喋り方だけは昔から櫻井良子調の川原亜矢子を単独キャスターに据え、「今日の出来事」を復活させるのも妙案だろう(笑)。
 最後はニュース23。 民主党議員との不倫騒動で番組を降板した山本モナは、所属事務所がオフィス北野ということもあって既にバラエティ路線にシフトしたようだ。 一方、NHKから移籍し草野満代の後釜に座った膳場貴子だが、短いニュースを伝える時でも手元の原稿に何度も視線を落とす。 これまでNHKで彼女が出ていた番組をいくつか観たが、プロジェクトXのような撮りの番組ならいざ知らず、生放送への順応力には疑問符がつく。 まだまだ自分の考えを自分の言葉で視聴者に、隣の筑紫哲也に語れる度量はない。 番組の志向性もここにきて完全に団塊世代向けに特化された感が強い。 ちょっと特殊なニュース番組である。
 かくしてクリステルは、プライムタイムの女性ニュースキャスター戦争においてまったく敵なしの状況である。 そういうクリステルの余裕が、番組後半の頭上からのクレーンショット、僕のような間抜けな男どもを悩殺するあの上目遣いに表れているのではないだろうか。 「斜め45度の女王」の座は当分揺るぎそうにない。

 テレビのニュースは玉石混交、真実もあれば大嘘もある。 そういう意味では2ちゃんねると大して変わらない。 要は視聴者である我々がタレ流される情報をどう取捨選択し、その真贋を見極めるかにかかっている。
 最近特に目につくのは報ステの古館伊知郎だろうか。 さすがにだいぶ余裕もでてきたのか、やたらと自説を披瀝する。 とにかく独演会の時間が多いのだ。 たいした解説もせず、古館の言うことにただ相槌打ってるだけの加藤工作員と河野アナには目もくれず、やや暴走気味の時すらある。
 こないだの竜巻のような自然災害が起こった際に古館は必ず、「天災だが、その根っこの原因は人間の自然破壊、よって人災」というお粗末な結論に誘導していく。 彼の自説がこちらを唸らせるようなものだったら異論はないが、やはり報道畑を歩んできたわけではないだけに底の浅さは如何ともし難い。 安っぽいヒューマニズムと倫理観、ポピュリズム、視聴率至上主義(つい先日公判中のホリエモンを出演させたのはどの局のニュース番組だったか?)、いずれもニュース番組には無用。
 僕が観たいのは、もっと硬派なニュース番組だ。
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滝川クリステルの角度についての一考察
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by theshophouse | 2006-12-10 02:37 | Critique
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