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トッピングラーメン勝太
2007年6月15日、新装開店した勝太の情報はこちら。
http://shophouse.exblog.jp/7005901/

 僕の住んでいる経堂という街は全国的にもラーメン激戦区で通っている。 「出没!アド街ック天国」でもそういうことになっている。
 確かにラーメン屋は多い。 ただ、あくまで僕の主観で言わせてもらえば、うまいラーメン屋は1軒もない。 巷では東京一の豚骨ラーメンと評判の店「英」もある。 毎日店の前は行列だ。 しかし、幼少より長浜ラーメンを食べつけた筆者はあの粘度の高いスープは「違う!」と声を荒げたくなる。 最初食べた時はスープにとろみをつける片栗粉が入っているのかと思ったほどだ。 しかも麺を食べた後にご飯をスープに入れてぐちゃぐちゃにして食えと薦めている。 僕はそういうのはあまり好きではない。 英に比べれば、チェーン店だがむしろ丸金ラーメンの方が長浜の味を忠実に再現していると思う。 ただし豚骨に海苔はいらないが。
 少し経堂エリアから離れるが、僕が好きなのは百麺である。 近場に食いたいラーメン屋がないから、多少遠くても百麺に行く。 百麺は豚骨臭さでは他に類を見ないほど強烈だが、なぜだか病みつきになってしまう味だ。 月に1回は食べないと落ち着かない。
 僕の場合、ベースにあるのが元祖長浜屋なので、どうしても他人様とはラーメンに関する基準が違ってしまうようだ。 だが所詮ラーメンは嗜好品、各々自分の好きな店で好きなラーメンを食べていればそれでいい。 人気投票など意味がない。 攻略本など不要。 ひっそりと自分の食べたいラーメン屋に足を運び、黙ってラーメンを食う。 好きなラーメンであれば汁も残さず飲む。 それが正しいラーメン食いの姿ではないかと思うのである。

b0045944_023391.jpg 僕は昨年の6月に経堂駅の南側から北側に引っ越したのだが、そのせいで行動エリアが変わり、これまでその存在すら知らなかった一軒のラーメン屋を発見したのであった。 店の名前は「トッピングラーメン勝太」である。 外観写真を見ておわかりのとおり、一見これといって特徴のないさびれたラーメン屋に見える勝太だが、なかなかの名店である。
 「自分はちょっとラーメンにはうるさいよ。 一家言持ってるよ。」なんていう思い上がりを多少なりとも持った人であれば、この「美味しさいろいろえらべます」と思い切り書かれた入口横の壁、赤いテントの堂々たる「トッピングラーメン」の文字を見た時、普通は不安のどん底に叩き落されるであろう。 外観から率直に判断すると、「この中で出されたラーメンを食べて、腹を壊すことなく生還できれば良しとしよう。」という雰囲気だ。 昼時や夕飯時のお腹が空いている時でも、周囲1km圏内に他に食べる店がないというような状況でなければ入るのは避けたい外観と雰囲気である。
 最初中に入った時は勇気が要った。 店はおじさん一人で切り盛りしている。 おじさんの動きには無駄がない。 狭いカウンターの中でラーメン製造マシーンと化している。 おじさんは注文を聞くとき以外ほとんど無言でラーメン作りに没頭している。 やっぱりラーメン屋っていうのはこういうのがいい。 近頃の店は若いのがいっぱいいて妙に威勢がよくてうるさくて疲れる。 それで流行ったらすぐに2店目、3店目と多店舗化する。 こういうのはよろしくない。 おじさんの店はカウンターのみ8席と小さいが、そこには紛れもなくおじさんがすべてを仕切っている唯一無二の空間がある。 ラーメン屋っていうのはそういうのが大切なのだ。
 その昔おじさんは恵比寿の名店「香月」で修行したそうで、出されたラーメンからもそれが伺えた。 ただその味を自分なりに消化しきったのか、そのラーメンにからはおじさんのキャラクターが十二分に感じられた。 店の営業時間は午後9時から午前4時までというかなり思い切った設定である。 さらにこの勝太は地元のコアな若者たちにある種の熱狂をもって受け入れられており、深夜1時を回った頃でも店の前に数人が待っているということもしばしばだ。
 トッピングラーメン勝太は、TVや雑誌のラーメン特集とは無縁の店だが、正しく、そしておいしいラーメン屋なのだ。
 それにしてもラーメン九州ドットコムは見ごたえあるなあ。
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by theshophouse | 2005-02-14 00:36 | Food
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