2曲目以降は鳴かず飛ばず、ビルボードが「一発屋」ランク発表【CNN】
米ヒットチャートを集計するビルボードが、1曲目は大ヒットしたものの2曲目が鳴かず飛ばずの「一発屋」ランクを発表した。堂々の1位は、人気オーディション番組「アメリカン・アイドル」のテーマ曲が大ヒットした、ダニエル・パウターだった。
ビルボードは、シングル人気チャート「Billboard Hot 100」の上位10位以内に入った後、10年間にわたって同25位以内に入らなかったアーティストを選出。1曲目と2曲目の差が大きなアーティストを上位とした。
ダニエル・パウターは「バッド・デイ~ついてない日の応援歌(Bad Day)」がアメリカン・アイドルのシーズン5でエンディング・テーマに選ばれ、2006年米国で最もヒットした曲となった。しかし、ダニエル・パウターの曲はこの後、ベスト100にも入らなかった。
次いで2位は、「Lean Back」の後、ヒット曲が出ていないTerror Squad。以下、3位がクレイジー・タウン(曲:Butterfly)、4位ミムズ(曲:This Is Why I'm Hot)、5位D4L(曲:Laffy Taffy)だった。
シングル曲「ユア・ビューティフル 」が大ヒットし、デビューアルバム「バック・トゥ・ベッドラム」も売れたものの、2曲目が最高でチャート66位で終わった英国のジェイムス・ブラントが6位だった。
この記事を見てなぜか突然思い出したのが「BLACK」の「Wonderful Life」だった。
正確に言うとブラックは一発屋というわけではないのだが、とにかく思い出してしまったものは仕方がない。 たしか当時日本でもウイスキーのCMソングとしても使われ、このビデオクリップ同様、モノクロのスローモーションだけで構成された映像が新鮮だった。
時代はMTV真っ盛りでどのミュージシャンも趣向を凝らしたPVを作っていたが、CGや特殊効果を用いた派手なつくりのものが多く、誰もがその手のものに食傷気味だった頃、ブラックのこの曲と映像はPVの原点回帰的な意味合いも含め、わずかな期間ではあったが世界中を席巻した、ような気がする。
ブラック、そして当時この曲を一緒に聴いた友達、今どうしているんだろう?