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テレビによる愚民化政策
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自民評価、やや持ち直し…読売ネット調査

 読売新聞社が全国のインターネット利用者1000人を対象に実施している「衆院選ネットモニター」の第2回調査の結果が7日まとまった。
 18日の衆院選公示を前に、自民党の評価が若干持ち直した。
 調査は、7月21日の衆院解散後の7月29~8月3日に行った。各党の評価を0~100度の「温度」で表現してもらう「政党温度計」(50度を超えればプラス評価)
では、民主党52・7度、自民党40・3度で民主党が上回った。ただ、解散前の7月8~13日に実施した第1回調査からの上昇幅は、民主党0・8度、自民党2・2度と自民党の方が大きかった。調査を監修している明治学院大の川上和久副学長(政治心理学)は、「自民党は解散で党内のゴタゴタが目立たなくなり、政権選択選挙の中で一枚岩になった印象を与えているのではないか」と分析している。
 ただ、民主党への支持は依然強く、2005年衆院選の比例選で自民党に投票した人のうち、35・8%が今回は民主党に投票すると回答し、再び自民党に投票するとした33・4%を上回った。平日の1日のテレビ視聴時間ごとに比例選の投票先を見ると、30分未満の人は自民党24%、民主党29%と5ポイント差だったが、2時間以上・3時間未満は自民党17%、民主党38%で、視聴時間が長いほど民主党への支持が強まる傾向が出た。

(2009年8月8日02時22分 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/election/shugiin2009/news1/20090808-OYT1T00191.htm
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 たかが「全国のインターネット利用者1000人を対象に」「政党温度計」というワケのわからん指標を持ち出してくる読売新聞がレガシーメディアの筆頭格なのは間違いないが、この記事の肝は最後の一文にあることは疑いようがない。 先の意味不明な指標同様そのまま丸呑みできるものではないが、こうした傾向があることは間違いないだろう。
 日々テレビでタレ流される情報の裏には様々な利害が絡む。 テレビというメディアは視聴率(=広告収入)という縛りがあるが故に存在そのものが広告主迎合であり、また大衆迎合的である。 それでも罪のないバラエティならまだ許せるが、最近の番組作りはバラエティ番組と報道番組の垣根が希薄化し、互いが侵食し合う傾向にある。 バラエティやワイドショーは頻繁に政治を取り上げ、また一方で報道番組はニュースショー化し、それらすべての番組には協賛しているスポンサーの意志が大なり小なり反映されていると見るべきだろう。 テレビとは良くも悪くもそうした存在である。
 もちろん不正確で怪しい情報の絶対量ならネットはテレビの比ではない。 ネットにはマスの情報もあれば、パーソナル、ニッチ、コアな情報も混在するからだ。 だが、ネットを情報収集ツールとして活用することにある程度習熟してくれば、そうした玉石混交の情報の中から真贋を見極め選択することも可能となる。 いわゆるメディア・リテラシーが高まるのである。
 今回のラリP騒動を巡る一連の報道を見ても、テレビは自らの硬直化したシステムを図らずも露呈した。
 情報収集ツールとしてテレビに100%依存している人は、ラリPが容疑者として報じられる直前まで「シャブ中の旦那に絶望して失踪したアイドル」という事実とは真逆の虚像を信じ込まされていたことになる。 無論テレビが何の情報も掴んでいなかったからではない。 ただそれを流すことができなかっただけだ。
 同じ事が報道についても言える。 各在京キー局は基本的にそれぞれが資本関係にある新聞社と提携し、報道番組を製作している。 新聞でなら朝日が左で産経が右というぐらいの認識を持っている方も多いと思うが、それぞれが資本関係或いは同系列にあるテレビ局(この場合テレビ朝日とフジテレビ)の報道姿勢となると、何故かその関係性や紙上での報道姿勢は希釈されテレビモニターという単一の画面から見える同一の現象として認識される。 そこに各テレビ局ごとの明確な差異はなく、「テレビ報道」という総体で括られてしまう。 それは、新聞上では旗幟を鮮明にしていても、テレビメディアとなった途端に「視聴者」の空気を読み、そして時には空気そのものをつくりだし、それぞれ自らの主義主張の角の立った部分を巧妙に削り取りながら大衆に迎合していくからである。
 前回の総選挙で「郵政民営化に賛成」して自民党に投票し、今回「政権交代に賛成」して民主党に投票しようとしている人は、こうした「テレビによる愚民化政策」の犠牲者であると同時に、完全無欠の情報弱者である。 情弱が神と崇めるテレビそのものにリテラシーが存在しない以上、その末路は悲劇的なものとなるだろう。


自民、党首討論に難色=「ノーカット中継」条件-衆院選
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by theshophouse | 2009-08-09 13:28 | Critique
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